Googleの、YouTubeやGoogle Videoを活用した映像戦略

Googleの、YouTubeやGoogle Videoを活用した映像戦略 1GoogleがYouTubeを買収したとき、Google Videoの行く末について、さまざまな憶測が流れました。どうやらその疑問に答えが出る時がきたようです。

Google Videoは「映像検索エンジン」として生まれ変わるとのこと。YouTubeやDailyMotionのようなWeb上の他の動画サイトのコンテンツをインデックス化して検索対象とします。このサービスGoogle Earthのように、無料でダウンロードできる専用ソフトからのみ利用可能なサービスです。Googleは、コンテンツ自体がどこのものであろうと、映像を検索で探す時に必ず訪れる場所、というポジションを狙っているようです。

さらにGoogleは、オンラインビデオショップとしてYoutubeをまるごと利用する計画を持っているようです。これはオンラインビデオ業界にとってはかなり重いニュースでしょう。

これは、たとえば誰かが「24」の映像を検索したとします。すると、「24」のパロディ映像と、本物の「24」が出てきます。パロディの方はもちろん無料で見れますが、本物の方を見るには何ドルかかかる、という仕組みです。YouTubeはここしばらくの間、著作権保護についてクレームがあったコンテンツはすぐ削除するという作業を繰り返し、少しずつ映像コンテンツ業界に信用を積み上げてきました。Googleパワーも連動したことにより、このiTunesやAmazonの強力なライバルになりそうなビデオ・オン・デマンドな仕組みの実現可能性は、かなり高くなってきています。

個人的には、なかなか良い戦略じゃないかな、と思います。YouTubeの圧倒的な人気をうまく利用して、専用ソフトの利用者を増やし、将来的にはそこからコンテンツ課金をもくろむ。ただ、この一連の流れを考えたとき、現在のYouTubeの映像クオリティは問題になるかもしれませんね。正直言って現状はお金を払う価値のある質ではないと思いますので…いずれにしろ、今後の展開が楽しみです。

Google announces overhaul of Google Video strategy, plans for YouTube's future [via Slashdot]