D-Waveが量子コンピュータの実用化モデルを公開

070214quantum_front.JPG

 

カナダのD-Wave社が「世界初の量子コンピュータ解説)の開発に成功した」として、加州マウンテンビュー市のコンピュータ歴史博物館で2月13日(米時間)、この実物を公開しました。

さっそくバンクーバーB.C.の本体に繋いで「SUDOKUパズル」を解いたようです(SUDOKU!)。本社サイドで行われたことなので、本当にコンピュータが解いたのか、人力なのか、確かめようがないところがアレですけど…。

量子コンピュータと言えば、科学者たちの間では「実現には20年早い」と言われてます。今回、鳴り物入りで発表になった上の製品も、普通のコンピュータが解ける問題を解くまでにはまだ改良が必要だし、もっと大きなサイズになっても普通に動くかどうか研究者自身も分からない状態で、科学者たちは「やや時期尚早」という印象を抱いたようです。

「まだifとmaybeが多過ぎるねえ」と量子コンピュータ分野の専門家Seth Lloyd氏(MIT)。でも、同社の研究そのものは「面白い試みです」と注目してくれてるようですね。

D-Waveの話では量子コンピュータが実現すると、コンピュータで一度に6万4千の演算がパラレルのユニバースでできて、マシンの各ビットとも「0」と「1」の両方になれるそうですけど、まあ、この辺の話になると常人の頭ではついていけませんね…。

世界で唯一まじめに量子コンピュータの商用化に取り組んでる同社には、何故かロシア人が多いそうな。マユツバ、マユツバ言われながらも、投資はもう2000万ドル以上集まってるようですよ? ほかの写真は「続きを読む」でどうぞ。(編訳/satomi)

 

070214quantum2.JPG

 

070214quantum3.JPG

 

D-Waveって?(日本語), First "Commercial" Quantum Computer Solves Sudoku Puzzles [Scientific American]