MIT院生が作ったバットマン・ユーティリティ・ベルト(動画)

 

ビル屋上までひとっ跳び。

そんな漫画ワールドなことができるデバイスが誕生しましたよ。

消防署員はあの重装備のまま30階建てビルの屋上まで30秒でジャ~ンプ。秘密は手のひらサイズのバッテリー駆動型高速よじ登りデバイス「ATLAS Powered Rope Ascender」です(長い?)。

これは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の院生ナサン・ボール君ほか3名からなる研究チームが2年半近くかけて開発した、本体重量25ポンド(11kg)の小さなツール。こ~んな軽いのに1回の充電で毎秒10フィート、高さ600フィート(182m)まで吊り上げちゃうそうですよ? すごいんだかなんだか良く分かりませんねー。

ヒントを得たきっかけは2004年秋の軍用ナノテクノロジー学内コンペです。そのときの課題は、「25ポンド(11kg)未満の小型端末で重量250ポンド(113.4kg)のものを5秒以内に地上50フィート(15.2m)まで持ち上げること」。11kgの端末で5馬力のパワーを出す前代未聞のチャレンジです。これでナサン君たちはがんばって7秒まで詰めて、その後もコツコツ研究と改良を続けてきたそうなんですね。

今月その成果が認められて見事レメルソンMIT学生発明賞を受賞。賞金3万ドルを獲得し、実用化に向けAtlas Devices社を立ち上げました。やっとお金ができたのでA123Systemsのリチウムイオン電池を使ったらば14秒で100フィートまで伸びちゃった…。おー、この調子で改良が進めば軍用、消防署、窓掃除…様々なシーンで大活躍しそうですね。  (編訳/satomi)

MIT Graduate STudents Wins $30,000 Lemelson-MIT Student Prize for Life-Saving Inventions [Businesswire]