米研究チームが血中でロボットを動かすダイオード推進機を発見

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血管の中を自在に移動するミクロなロボ。

…言うのは簡単ですけど、問題は顕微鏡サイズでエンジンはどうするのか? もっと難しいのは動力の供給をどう確保するのか? という問題でしょう。

この難題2つに、ノースカロライナ州立大学の研究チームがひとつの解答を見つけました。その秘密はダイオードです。

電極で刺激を加えるとダイオード内に電流が流れ、電気浸透(electro-osmosis)と呼ばれる原理で動く、つまり推進力の役割りを果たしてくれるようなのです。なんでも小型エンジンにリモートで電流を送り込んでやると電極で小さなダイオードが刺激されて前に進むそうな…。

チームはこの発見だけでは飽き足らず、今は血液の流れに乗って移動できる超小型感知ロボットの開発にも取り組んでいるようですよ? こちらはもうちょっと馬力が必要みたい。

まるで映画『インナースペース』とか、古いところで『ミクロの決死圏』の世界を想像しちゃいますね(映画の解説はこちら)。 (編訳/satomi)

Diode propulsion could power microbots [New Scientist Tech]