北京国家水泳センター「水立方」が泡だらけな理由

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ブクブク膨らむシャボン玉の塊みたいな「水立方」(北京国家水泳センター)が、いよいよ竣工秒読みです!

リボンカットした途端、ポッカリ空中に浮いちゃいそうな外観ですけど、この「エチレン/テトラフルオロエチレン(ethylene tetrafluoroethylene=ETFE)」と呼ばれる高性能プラスティックフィルムの2層構造、実は見かけがクラゲなだけじゃなく、ちゃんと役割があるのです。さて、その役割とは? 答えは「続きを読む」で。

 

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アップで見ると、ますますクラゲくっつけたとしか思えないんですが、このコンピュータで生成した2層構造のバブル、実は室内の温度調整用なのです。

太陽の光でヌクまったバブル内の空気を圧縮装置で誘導し、ビルの中をポカポカに暖めてくれます。 熱い時は屋根の上にある排気ポート経由で屋外の地面からヒンヤリと冷えた空気を取り込んで冷房に。賢いですねー。

こんだけエアクッション張り巡らせてるせいでしょうか? 普通のビルより耐震強度に優れており、北京の大地が多少のことグラグラ揺れてもビクともしないそうです。

原文/翻訳:satomi)

Gallery - Watercube [Wired]

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