ICチップ移植は動物に有害?

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キナ臭いと言えば、キナ臭い話でございますが。

米食品医薬品局(FDA)が人体にICチップ(RFID)埋め込みを認可した時には、体の健康状態が瞬時に読み取れるので適切な治療が可能、命を救う新技術、ということだったんですが、…実は当時表沙汰にならなかった1990年代半ばのマウス実験が複数あって、ICチップが動物に及ぼす害について報告がなされていたようです。

APからの電話取材に対し、1996年当時ダウ・ケミカル社でこうした実験を率いた毒物病理学者キース・ジョンソン氏は「トランスポンダーが問題でしたねえ」と振り返っています。また、APが「業界をリードするガンの専門家」にレビューを依頼したところ、「動物と人体では違う」としながらもやはり結果は赤信号だったそうな。

ただし、実際にICチップ移植を手掛けるVeriChip Corp社に話を聞いてみたところ、既に世界約2000人にI埋め込みを終えていますけど、これまで一度も問題の報告は受けていないようです。

こんな疑惑が生じた背景には、FDAを監督する米厚生省のトップだったトミー・トンプソン長官が同社のICチップ使用認可施行(2005年1月10日)のわずか2週間後に辞任し、その5ヵ月後にVeriChip Corpの取締役に天下っている、という事実があります。

「偶然にしては出来過ぎてるんじゃないの?」

ということで今頃になって取り沙汰されてるわけですね。

まあ、2000人に埋めて問題ないなら大丈夫なような気もしますけど…本当のところはどうなんでしょうね。

 

AP via engadget

MARK WILSON (原文/satomi)

 

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