時速180kmで地上スレスレをカッ飛ぶ男(動画)

 

もう音からしてヤバイです。

ジェットエンジン搭載のストリート・リュージュで、世界最速記録を打ち立てたジョエル・キングさん(27歳)。イプスィッチ旧空軍基地のアスファルトの上、たった5~6cmくらいのところを生身の身体1つでカッ飛んでいきます。そのスピード、時速180km! 死んでも競争したくないですね。

乗っているのは、約2mのボード。それに毎分9万回転もする小さなエンジンをくくりつけているとのこと。おかげで80lbsの推進力を得られるんだそうですよ。

米Gizmodo編集部のJESUS DIAZ記者が行ったキングさんのインタビュー追加写真は、以下にてどうぞ。

 

時速180kmで地上スレスレをカッ飛ぶ男(動画) 1

 

GIZMOOD(JESUS DIAZ記者。以下、G) : それにしてもストリート・リュージュにジェットエンジンを積むなんて…なんでこんな恐ろしいことやろうと考え始めたんだい?

JOEL KING(以下、J) : 確か5年前、このスポーツに興味を持ち始めてから、すぐの頃だったと思う。ある時、ジェレミー・クラークソンが自転車にジェットエンジンを積んでいるのを知ったんだ。それをストリート・リュージュに応用したら、どんなに素晴らしいだろうって。

G : な、なるほど。

J : それに加えて、ビリー・コープランド(ストリート・リュージュの記録保持者)の記録がジェットエンジンによって打ち出されたものと知ったんだよね。で、1年半前にその記録を打ち破るべく計画を実行し始めたんだ。ちょうど、同じ頃に製菓会社Wrigleyのガム「Airwaves」の「Kick up a Gear」キャンペーンのことも聞いて…。

G : どんな内容のキャンペーンなの?

J : なんでもいいから素晴らしいアイディアを提示して、可能性があると判断されたら、2万ポンドまでの基金を出してくれるというもの。で、ボクはこのジェット搭載のストリート・リュージュのアイディアを出して、認められたと。おかげで、莫大な援助を手に入れることが出来たよ。

 

時速180kmで地上スレスレをカッ飛ぶ男(動画) 2

 

G : ジェットエンジンは、かなり小さく見えるね。これは既存品かな?

J : 誰でも手に入れられるモデルだね。かなり高所まで飛んでいく、無人飛行機に搭載するもの。気になるお値段は約140万円。大きさは、直径16cmのスターターモーターも含んで全長50cmってところだね。

G : 今回のために、やっぱチューンナップとかしているよね。

J : これは小型なのに毎分9万回転もして、80lbsの推進力を生み出すエンジンなんだ。でも、さらに毎分9万7000回転できるように設定し直した。おかげで追随できる人はいないはずだよ。

G : じゃあ、次の目標は、さらなるスピード、それともまったく別の新しい何か?

J : 「Airwaves」のおかげで、世界中のストリート・リュージュの大会に挑戦するという夢を追えるんだ。1年後には南アフリカの大会に参加する予定。だから今、Mega Kayaks社と組んで、エンジンが完全に一体化された新しいモデルを開発しているところなんだよ。

G : なるほど。インタビューの協力ありがとう! また記録を出せるといいね。

  

JESUS DIAZ(原文/訳:オサダシン) 

 

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