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超音速戦略偵察機A-12、謎のヴェールを脱ぐ

2007.10.08 14:00 [2] [0]
タグ:戦闘機 , 軍事
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プロジェクトXのようです。

これは、A-12。米空軍のマッハ級戦略偵察機SR-71プロトタイプとなった超音速戦略偵察機です。CIAによれば、類似してみえますが、いくつかの点では、有名なブラックバードよりも、すぐれているところもあるといいます。15機つくられたA-12のうち、OXCARTプログラムを生き残った数少ないA-12がマンハッタンのUSS Intrepidに展示されています。このA-12は最近CIAのLangley HQsで行われた公式式典でで公開されました。

それでは、記念すべき貴重な飛行機A-12の軌跡を写真とともにご紹介したいと思います。

 

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1957年にソ連の防空をすり抜ける唯一の手段は、高高度の高音速飛行だと建設技師から提案があったときからThe OXCARTプログラムは始まりました。

その頃、CIAの1954 U-2スパイ機のプログラムを監督していたRichard M. Bissellは、U-2のURSSレーダー対空ミサイルへの脆弱性を心配していました。そして、彼の心配は的中し、1960年、ソ連はスベルドロフスクの近くでFrancis Gary Powers' U-2は撃ち落とされました。

そのころ、すでにLockheed Aircraft が対レーダー研究空気力学構造テスト、エンジニアデザインを完了していたため、1960年1月30日にCIAは、A-12のプロトタイプA-11を製作する公式許可を出しました。

A-12のプロトタイプA-11の責任者は、LockheedのエンジニアClarence L. Johnson で、U-2の責任者でもありました。A-11は、いくつかの理由とwind-tunnelモデルのテストの結果、この超音速戦略偵察機がちゃんと飛べることを人々に納得させることができませんでした。

その後、数年間テストと調整を重ね、実際に飛行できる機体になったのです。その道のりはそれはそれは、困難なものだったようですね。

たとえば、航空機の表面はチタン合金で作らなければならず、トップスピードで飛行する間550度の温度に耐えられるようにしなければなりません。次に、製造工程ですが、その時点では、アルミニウムのフレームしか使っていなかったので、すべて新しい型押しをデザインし、ゼロから作る必要があり、結果的にすべての航空機がハンドクラフトにならざるをえなくなり、まさに悪夢でした。

 

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レーダー・シグネチャー制作の探究も、これまた骨の折れる作業でした。だいたい一年半でフルスケールモデルの航空機に新しいレーダー吸収素材を装備し、テストしてみました。無数の調整と研究により、大きなメタルのパーツを両方の機体横に置くと、レーダー波を吸収し、感知されなくなることを発見したのです。Johnsonは、空気力学に悪影響を与えるのではと思いましたが、フライトテストの結果で、逆に飛行を助けることが分かったのです。これらはすべてのレーダー不可視性への探究は、数年後、Lockheedが他の超音速デザインをする際に使用しました。そして 最終的にA-12という称号を与えられたのです。

航空機のインテリアも、問題をはらんでいました。航空機はほとんど断熱材なしで建設しなければならず、コックピットを本当のオーブンに変換してしまいます。結果的に、パイロットは宇宙飛行士みたいなみための冷蔵装置付きスーツを着なければなりませんでした。

滑走路を特別にOXCARTプログラム用につくらなくてはならなくても。初期テストをネバダ砂漠の秘密の場所(CIAのドキュメントは公明してしていませんがおそらくArea 51)で実施した時は、たったの5000フィートの長さで、A-12の体重をサポートする能力はありませんでした。UFOの着地にはいいんだろうけれど…。そのため、滑走路をA-12の離着陸に必要な8,500フィートの長さにするために、25,000ヤードのコンクリートを注ぐ必要がありました。

 

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とはいうものの難関を乗り越え、目の前にある問題は全て解決し、パイロット選びの段階にはいりました。パイロットになるための身体的な基準は、身長6フィート、体重175ポンドまでの人で、この条件を満たした者が、The Right Stuff として選ばれることになりました。

この、ワイルドな航空機をテストするために選ばれたパイロットたちは、William L. Skliar, Kenneth S. Collins, Walter Ray, Lon Walter, Mele Vojvodich, Jr., Jack W. Weeks, Ronald "Jack" Layton, Dennis B. Sullivan, David P. Young, Francis J. Murray, and Russell Scottの11人。

そして、1962年4月26日A-12がついに空を飛びました。Louis Schackが非公式の処女飛行の40分を操縦し、4日後に再び彼が公式の処女飛行59分を飛びました。

とはいうものの、更なるフライトテストを積み重ねスペックを進化させたり、政治的な理由、アクシデントなどなどで、実際のミッションで使用されたのは、1967年。そして、ターゲットはベトナムでした

 

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初めてのミッションは1967年5月31日。A-12は順調に目的をすべて成し遂げました。その後もA-12フォースは成功フライトを続けていました。しかし、1968年SR-71ブラックバードがその座を入れ替ることとなり、役目を終えることとなったのです。Lockheedによってつくられた、最後のA-12の15機のうち5機は失い、パイロット2名は死にました。あまり、多くの結果をだしたように見えないかもしれませんが、この航空機は、現代の超音速飛行の共通概念の多くを可能にし、航空力学の設計から生命維持システムの特別な製造工程など、既成概念の枠を超える貢献をしたのです。

パイロットの一人Ken Collinsが、LangleyのCIAによる最近の除幕式で「それは、美しい飛行機でした。美しく着陸する飛行機でした。そして、技術的に素晴らしい飛行機でした。と語りました。

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確かにそのようですね。

 
[CIA and Agence France-Presse]

HAROON MALIK(原文/junjun )

 
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p.s 「Interpeid」 → 「Intrepid」 という訂正を加えました。ご指摘、ありがとうございます!

 

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コメント(2)

いい文章だけど、Intrepidじゃね?

私もこの機体は好きです。
何処となくミステリーチックでかっこいいですよね!
このデザインからF-16のボディーが生まれ、延長にF117もあると思っています。

飛行中の大気との摩擦熱により膨張する金属を考慮して、隙間のある機体より燃料を垂らしながら飛び去る姿はおどろおどろしかったそうです。(それでも燃料は引火しない安全な特別仕様だった)
沖縄にもSR-71が配備されていた事実を知っている人はマニア以外には少ないかと思います。


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