WinでもMacでもない200ドルパソコン「gPC」の悪くない存在感

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これが噂の200ドルパソコンgPC TC2502」ですよ。円建てで2万2879円

パソコン製造元Everexが新会社gOSと共同で実現しました。

グーグルの「g」じゃないらしいんですが(同社談)、メール、ニュース、カレンダー、ワード&表計算など業務ソフトはほぼ全てFirefoxからグーグルアプリ使ってます。OpenOffice.org 2.2、Linuxの人気フリーウェアも入ってますね。VIAのUbuntu 7.10 Linuxシステム、Enlightenment E17のインターフェイス。

問題はウォルマート(日本で言うとヨーカドー、ジャスコ)の客層が飛びつくかどうか…ですけど。ある調査によると、ウォルマートでパソコン買う人の5%は「初めてパソコン買う人」ということです(そうです、2007年の統計です)。それならブランドもひいきないだろうし、使い慣れたOSも特に…。要は機能さえ使えりゃいいわけで、

「メールとワールドワイドウェッブ(www)の美女はついてくるのか!?」

「コンピュータに3万円も払えるか!」

この2つのウォルマート的ツボさえ押さえておけば良いのです。

恐ろしいことに、このgPCはその両方を兼ね備えています。しかも佇まいは、どこか親戚のギークが持ってるMacindowsハイブリッドを思わせます。気になるスクリーンショット解説の続きは以下でどうぞ。

 

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初期段階ではPicasaが正常に作動しなかったようで実装されてません。(人気が今ひとつなGIMPは搭載です)。スカイプもありまっせ。動画チャットはまだかな…。iPod対応のアプリもありまっせ。iTunesありませんけど…(インストできんの?)。

笑えるのは異様に大きいことですね。中身スカスカです。やっぱりピックアップトラックで買いつけに見えるお客様を心から満足させるにはサイズ必須なんでしょうね。

1.5GHz、低ワットのVIA C7-Dプロセッサで「グリーン」をアピールしています。512MBのRAM、80GB HDD。DVDバーナー非搭載(買ってもタダ同然ですが)。スピーカー、マウス、キーボードは入ってますが、モニターは別売です。

Windowsモデルもこの価格には敵わないでしょう。サブスクリプション・ベースのZonbuに比べ(EverexはZonbuの製造パートナーも掛け持ち)てもスマートなアプローチです。

FOSS(free open-source software)運動は本来、初心者とか弱者、パソコン詳しくない人の味方であるべきなんでしょうね。普通の人が買えるもの何でも上手に使いこなしている間に、スペシャリストと名のつく人たちはOSに縛られてるような…ウォルマート行きませんし。

 

Wal-Mart

WILSON ROTHMAN(原文/翻訳:satomi)

 

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