グーグルがエネルギー開発に前向きな理由

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安価な再生エネルギーの開発巨額の投資を発表したグーグル

「環境のためってよりお金のため、アナリストは分かっちゃいないよ」みたいな話を、米GIZMODOのアダム君は書いてますね。

なんでも情報に詳しい筋の話によると同社が所有する高効率の特注サーバーはおおよそ50万台。「これだけのサーバーだと村1個分ぐらいエネルギー使ってんじゃないか?」というわけです。大雑把なたとえですが。

ヒューレットパッカード(HP)も来年は80万ドル投じて、サンディエゴ工場に1メガワットのソーラー発電設備を設営し、アイルランドで80GWh(ギガワットアワー)分の風力エネルギーを調達する計画を先日発表しましたけど、今はどこの企業もエネルギーは死活問題。仮にグーグルが開発に成功した場合、同社は;

 1. 巨大なサーバーファームの経費節約で、儲かる。

 2. ほかのエネルギーに飢えた会社に技術を売って、また儲かる。

 3. 環境破壊から地球を救った英雄として株が上がって、またまた儲かる。

あの社是のキモのロングバージョンは誰も口に出さないだけで実は
「Make Tons of Cash, Just Don't Be Evil Doing It(ザクザク儲けろ。ただそれで悪魔に身を落とすな)」
なんじゃ? …と書いてますね。

まー、英雄視するマスコミはナイーブだというんなら、アダム君も青い青い。コンピュータ基地のコメントじゃないですけどグーグルも電気使い切ったらパーです。本社の屋根いっぱいに無茶苦茶高くて何年使ってもペイしないソーラーパネル(写真上、1000世帯分の消費電力賄えマス)張り巡らせてるんだって、停電になってもサーバー落っこちないよう自給自足考えてのことですし、デジタル情報預かる身として当然のことしているまででしょう。

なにもイメージアップのためエコしてるだけじゃない、というアダム君の主張は、でも、すごく大事なポイントですね。

 

日経BizPlusTechCrunch日本語版[NY Times]

ADAM FRUCCI(原文/satomi)

 

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