20年前の電波ジャックをひも解いてみる(動画)

ドクター・フー』を選んだところが、ピッタリな感じがしません?(笑)

今年の感謝祭は11月22日だったようですが、それから20年前の感謝祭の日、シカゴのWTTWチャンネル1で、『ドクター・フー』を放送中に突然、『Max Headroom』風なコスプレ男テレビの電波をジャックしていたようです。ビデオパイレーツはマスクをかぶり、動く背景の前に立ちながら数分間しゃべり続け、お尻まで出して、自発的に放送から消えていきました…。

ぬぅぅぅ? このふざけた男はいったい誰? なんでこんな事を?

と、思いますよね…でも、誰も彼が誰なのか、なんのために放送したのか? 知る者はいません。実は、同じ日に別チャンネルのイブニングニュース放送中にも、ショートクリップ版が流れていたようです。リハーサルだったのかもですね。

ビデオを見れば明らかですが、彼のとりとめの無いおしゃべりの中には、メッセージ性のようなものは無さそうです。もしかしたら、何か深ーく読み解くとあるのかもしれませんが…。

とにかく、気になるので、この『Max Headroom』風なコスプレ男の件、どうやったのか? を探るべく、ちょこっと調べてみましたので、以下でご紹介したいと思います。

 

どうやって実行したのか? 推測レベルでしかありませんが、1987年11月24日のシカゴの新聞『Sun-Times』では以下のように説明しています。

「ローカルだってことは、明白でした」とシカゴのテレビ局WGNの技術部長 Robert Strutzel氏は語っています。Strutzel氏の説明では、高層マンションか、WGNのトランスミッターか、2051Wの北西側の間にある屋根の上から、電波を発信し、侵入したのではないかということでした。ブラッドリーや、超高層ビルのジョン・ハンコック・センターのアンテナの上とか。

また、「これは、その辺にいるプチ・オタの仕業ではありません。かなり高い電力レベルの洗練されたマイクロ波装置じゃないと私たちの設備まで制することはできません。この手のコマーシャル用の機材だと、だいたい2500ドルぐらいするし、運ぶにはいくつかのスーツケースが必要なぐらい結構な大物なので、機材はレンタルされたものかもしれません」

ということです。今だにMax Headroom風なコスプレの男の正体は分からず…ですが、結構なお金も体力も時間も努力も費やして実行に移したんですね。もしかしたら、今ごろ大物の有名人になっていたりして!?

TNS via Fark]

ADAM FRUCCI (原文/junjun)

 

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