Airの真逆の超重量ノート「必要なポート全部入れました」

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第4の天使がラッパを吹き、日の3分の1と、月の3分の1と、 星の3分の1とが壊れて、そうして生まれたのが、こちらのAirの真逆のポータブル「Notebuc」です。

必要なポートは全部ついてますよ? 

重量、サイズはケチケチ言わず腕力の限界に挑戦し、値段はとことんケチに徹してみました。AMDプロセッサ搭載。光学ドライブも120GB SATAハードドライブもフルーツバットもSoundBlaster Live!のサウンドまで使う装備はドッサリ詰め込んで制作費たったの600ドル

邪神?の信者が悲痛な叫びを上げながら鋭利な刃物のようなノートで襲い掛かりましたが、頑丈なスーツケースに眠る「Notebuc」の尋常じゃない魔力を前に退散してしまいましたとさ(米版が書いてるんですよ!)。

「Notebuc」を作ったのはウルグアイエレクトロニック・ミュージシャン Gastón Betancorさんです。このレトロな滋味たっぷりのパイロットスーツケースも彼がデザインして、木のところは養父が、皮のところは彼女と一緒に手作りしたんだそうです。なんか、良いですね。

「なんでまたこんなものを?」 ― 作った理由はギャラリーの後に。

 

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動機は単純で「ラップトップ買うだけのお金がなかったから」です。音楽の仕事先に持ち運べる、本当の意味でポータブルなものが必要だった。デスクトップじゃダメなのでケースをデザインして、必要なコンポーネントを全部そこにぶち込んでしまった、というわけです。

「1トンあるかってぐらい重いのは悲しいけど、デスクトップ丸ごと持ち歩かなくていいからね。ボックス1個だからどこでも一人で持ち運べるし」

中身はとてもシンプルかつチープ。ミュージックの演奏に最適なように工夫されてます。AMD 3200のプロセッサをMSI K9VGM-Vのマザーボードに1GB de RAMと120 GB SATAドライブ取り付けて、モニターはシンプルな15インチのViewsonic、LEDはマウス1個だけ。「僕のやることにピッタリだし、もうひとつの利点はラップトップより安くアップデートできることだね」とGastónさん。

「MacBook Airはどう思います?」と聞いてみたら、仮にお金があってもたぶんパスだそうです。「ラップトップ買うお金があったら(尚且つ買ってからもアップデートできる保証があれば)買いますけど、Airじゃなくてもっと安いのにするね」。とりあえず今はこの「Notebuc」君をもっと小さなスーツケースに入れ替えるのが希望だそうな。「必要なものを長く使う」という姿勢には見習うべきものがありますねー。

商用ポータブルで初めて成功したモデルは重量10.7kg、1981年発売の「Osborne 1」(当時の価格で1779ドル)ですけど、その後継はひょっとしてこの「Notebuc」かも。形もなんとなく…似てない?

 

[Beatncore via Gizmodo Spain]

JESUS DIAZ(原文/訳:satomi)

 

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