ソニーBMGがDRMフリー楽曲を提供するまでの道のり

ソニーBMGがDRMフリー楽曲を提供するまでの道のり 1

長いものには巻かれろなのかな。

終わりました…メジャーレコードレーベルとして最後まで戦ったソニーBMGが、ついにデジタル著作権管理(DRM)なしのDRMフリーの楽曲を提供することにしたようです。2008年第1四半期中には、Amazonのダウンロードサービスで提供を予定。こちらは、ペプシを1本買うとコードが記載されていて、それを5個あつめると1曲ダウンロードできる「Giving Away 1Billion MP3s」キャンペーンに含まれるらしいです。こうなると、どんなメジャーなレコードレーベルのトラックも手に入るってことですよね。さて、どうやってこんな状況にたどりついたんでしょう?

以前から私たちは、DRMには癌があるといっていました。EMIがオンライン・ミュージック・ストアでビートルズをはじめ、いろんな楽曲を提供するという動向が、弱小なレーベルの捨て身の策略と見なされていた時、その他レーベルは、私たちに「iTunesの支配権はバカにできないよ」と伝えていたのです。

けれど、世界一大きなレーベルユニヴァーサルDRMフリーな楽曲提供を開始するという、大きな一歩を踏み出したのです。ただし大部分で「iTunesは除く」というかたちで。これで、実際のところ流れが変わりました。ワーナー、ソニーBMGは慎重に契約を保留しましたが、ワーナーが仲間入りした後は、ソニーBMGにとっては実際にはほとんど選択権を持っていないも同じなのでした。なので、こうなる事は予測していましたよ。

Amazonに加わることに驚きはありません。レーベル間ではiTunesの支配権への恐怖は極めて現実的で、もし、過去の10年が私たちに何か教えてくれたとしたら、お金以上にコントロールすることを切望することでしょう。そして、今はAmazonがiTunesと張り合う最良のポジションにあります。特に、現在とてもパワフルなものをもっています。何かiTunes Music Storeには無いものを。

オンライン・ミュージックのマーケットは面白くなってきたばかり。これからも注目していきたいと思います。

Business Week

MATT BUCHANAN(原文/junjun)

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