話題の新作映画『クローバーフィールド』のブレブレ動画を撮ったカメラは携帯ではない

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モバイルで撮ったっぽい戦慄映像の断片をネットにばら撒き、低予算なバイラル展開で全米興行成績トップを記録した新作映画『クローバーフィールド(Cloverfield)』。

実はあの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とどっこいなぐらい気持ち悪くなるブレブレの映像は、ソニーの高品位カメラ「CineAlta(シネアルタ)HD」で撮っていたようです。

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撮影コマ数は1~60fps。この映画みたいな毎秒24フレームの映像なら問題なく対応できます。また、映画では「SDカードに保存した」設定になってますが、それで未圧縮のHD RGB 4:4:4(フルカラースペース)がリアルタイムで記録できるはずないですよね? 現場ではきっとカメラに直接繋いで110MB/secのスピードで撮影・記録が可能なソニー「SRW-1」を使ったのではないでしょうか? (SDカードは20MB/sec)

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この映画みたいな映像撮りたいと思ったら予算はいかほど? 値段は公開してませんけど、新発売のソニーのカメラは11万5000ドルです。この映画の主人公みたいな中間管理職が買える商品じゃないようですね。

映画『クローバーフィールド』の解説はGigazineさんのこちらこちらがおすすめ(ネタばれ無し)。無名の役者を起用しながらメガヒットを出すバイラル戦術についてはこちらもドゾ(この記事にあるダンさんの仕事って、たぶんこの映画では?)。

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MARK WILSON(原文/訳:satomi)

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