音楽出版会社・作詞作曲者の著作権料削減を求める動き

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こないだマイケル・ムーア監督がCNNで「DVD1枚売れたとして俺の貰うお金がいくらか知ってるか? ○○セントだよ!」(確か1桁。ウェブ版ではカットされてます)と騒いでましたけど、音楽も大変ですねー。

 

レコード会社が今、デジタル楽曲ダウンロードの売上げから音楽出版会社や作詞作曲者が貰う「メカニカル著作権料」を13%から8%(米版は9%と書いてますね)に減らしたがってるようです。RIAA(米レコード協会)が著作権料委員会に出した書類で明らかになりました。今は1曲9セントで音楽出版社と作詞作曲者の間で折半ですけどね。

アダム君は「どこがアーティストの味方だ~。みんな業界のお偉いさんが優雅に暮らせるよう、先のない時代遅れのビジネスモデルにしがみついてるだけじゃないの? 音楽産業なんてもう壊れて修復できないんだから一度全部焼き払って一から作れ~」とカンカンです。

面白いのは、アップル、ナップスター、ヤフーなどネット楽曲小売大手を代表する米デジタル・メディア協会(DiMA)が求めてるのは、もっと低くて4%台なこと。「デジタルのストリーミング配信は本来『パフォーマンス著作権料』だけにすべき」という理屈みたいですね。

これまたアダム君はカンカンで「音楽つくる人はみんな独立しちゃえ~、ネット直販なら全部自分の収入だよ」と進言してますね。まー、RadioHeadがやったみたいな中抜きのウェブ販売なら丸取りだっていうのはみんな頭では分かってると思うんですけどね。

「音楽出版社は着メロとかデジタルで儲かってるんだから昔と違う、もっと払え~」という理屈が、ちょっと面白いですね。1月下旬に聴聞会が始まりました。こういうレート見直しは初めてだけに結果が注目されます。

日本語記事はこちらが詳しいです。

Hollywood Reporter via Slashdot

ADAM FRUCCI(原文/訳:satomi)

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