宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」

宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 1

故アーサー・C・クラークに敬意を表して。

これは国際宇宙ステーションロボットアームDextre(デクスター)」です。とうとう組み立てが終わり、これから本格稼動を始めます。

ものすごい巨大な宇宙のクモって感じですね。完成したDextreがどのくらい大きいかは以下の画像をご覧ください。

宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 2

宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 3

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宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 7

宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 8

このミッションでDextreの準備にあたった宇宙飛行士のRichard M. Linnehanはこう言っています。「まるでスターウォーズのセットで作業しているみたいな気分だけど、SFじゃなくて、リアルにここで起こってることなんだ」。本体は3.65m、アームは3.35mあり、センサーで動きや力を感じることができます。なお、開発にかかったのは2億900万ドルとも噂されています。

宇宙空間内作業用ロボット「Dextre(デクスター)」 9

アニメに出てくる戦闘ロボのような怖い外見ですが、Dextreはノートパソコンサイズのものを6.35mmの以内の誤差で正確な位置に置くような、繊細な動作もできるんです。なお最大では600kgのものまで扱えますから、もちろん力持ちでもあります。

全体の重さは1560kg。宇宙ステーションでは、時間もかかり、リスクも大きい宇宙飛行士の船外作業に代わり、多くの仕事をこなしてくれることを期待されています。宇宙飛行士の方もステーションの修理にあたる代わりに船内で各種実験に専念できるでしょう。

NASA TV and Canadian Space Agency

Jesus Diaz(MAKI/いちる)

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  UPDATE:6.35m→6.35mmと誤植を修正しました。ご指摘のコメントありがとうございます。