アドビ、iPhone対応のFlashプレーヤー開発に乗り出す

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ジョブズに「絶対ノー!」と突っぱねられたアドビが、粛々とiPhone対応のFlash専用プレーヤーを作ってます。

「ソフトウェア開発用ツールを評価の結果、iPhone対応のFlashプレーヤーを独自に開発できるという結論に達した」とWSJに語るアドビCEOのShantanu Narayen氏。

Safari対応Flashプレーヤー専用プラグインとなると今のSDKで不可能でないとは言え、かなり難しそうですが、開発の観点からは他にも実現可能なオプションはありそうです。やっぱFlashも使えた方が利用者にとっては断然ベターですからね。

編集ノート: iPhone SDKはアプリ利用に制限を設けており、Safari対応プラグインが作れるアーキテクチャは提供してません。Safariは可能な限り機能を削ぎ落とし安定性を確保したいというのがアップルの意向ですからね。でも実現の方策は他にも考えられそうです。

その1.一番あり得ないオプションは「アップルがアドビにSafariプラグインに必要なフレームワークを提供する」こと。Flashは開発したくない、アドビからFlash使用許諾取りたくない、と言いつつも現実問題「ネットのFlashは、MacのPhotoshopと同じぐらい重要」という声もあるわけで。あとMac OS XにPhotoshop導入の時、アドビに特別なコード提供した前例があるし。

その2.もう少し現実味のあるオプションは「iPhone対応Flashがスタンドアローンのプレーヤーになる」こと。今のQuicktimeみたいに、SafariでFlashコンテンツをクリックすると起動する…。完璧じゃないようですけどFlashコンテンツにはHTMLで動作するものもありますから、これでFlashコンテンツの大部分は楽しめるんでは? スタンドアローンならSafariの制限も無関係で、ハードにもフルにアクセスできれば、フルスクリーンでも楽しめます。

その3.アップル側に特に大きな変更を求めないオプション。FlashとShockwaveのコンテンツ警告を入れ、プレーヤー専用ボタンを追加してプレーヤーを起動する、というもの。動画やインタラクティブなアプリも十全に楽しめます。 —Jesús Díaz

WSJ

Haroon Malik(原文/訳:satomi)

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