心臓監視用モニターは体外からハックできる

080312pacemaker.JPG

次なるハックのターゲット…なんてことにならなきゃいいですけど…。

一部の心臓監視用モニターはワイヤレスでハックできるようです。

米医療装置セキュリティセンター(Medical Device Security Center)の研究者たちが脆弱性をデモで実証しました(詳細pdf)。ペースメーカーを患者の体内に移植した状態でハックできるって、怖いですね。

このモニター、正式な医学用語では「implantable cardiac defibrillators(ICD:植込み型除細動器、解説)」と呼ばれる装置です。脈が遅すぎたらスピードを上げ、速すぎるときは心臓にショックを与えたりしながら脈を正常に保つもの。最新モデルにはペースメーカーの機能も入ってます。

で、ワイヤレス機能付きで、医師が患者の病状に合わせて再プログラムできるんですけど、このシグナルがどうやら暗号化されてないようなのです。

つまりどういうことかと言うと、間で干渉して、データを悪用して装置停止のシグナルを送ったり、心臓アタックを引き起こすショックを与えることさえ可能、ということです。

でも、ペースメーカーお使いの方はパニックしなくても大丈夫。ハッカーは至近距離からじゃないとアタックできないし、今回チームが使用したキットは、幾らすると思います? 3万ドル(309万円)ですよ!

[The Register]

Kit Eaton(原文/訳:satomi)

【関連記事】 鍵穴で入って心臓を治療するミミズ風ロボ「HeartLander」(動画)

【関連記事】 心臓の鼓動が変わると自動的にメール送信

【関連記事】 ハリーポッター、ハックされる?