「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」

「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」 1

 

とても素晴らしいと思うんですが…気になります。

なぜHPは、「MediaSmart Windows Home Server」をプッシュしている真っただ中で、小型のLinuxベースNASを半分の値段で発売したのか? そして、なぜ600ドル以上もする「WHS」に似た、その300ドルの「Media Vault mv2120」は、そんなに簡単完全装備なのか? 

A)「WHS」が持て余すほど大きいから

B)「WHS」が高価すぎだから

C)「WHS」が過負荷すぎだから

D)上記のもののすべて?

もしかしたらHPは、マイクロソフトに「『Windows Home Server』なんて必要ないよ」と伝えたいのかも!? それとも、「『WHS』は良いけど、それはアクセサリーとしての値付けがされたらの場合」ってことを伝えたいのかな? 新しい「Medea Vault」はマイクロソフトの重力から遠ざかっていくか、それとも、Redmond(マイクロソフト)が、300ドルの「WHS」ボックスの作り方を思いつくまでの代替品となるんでしょうか?

ちなみにボクは、今まで「Windows Home Server」が大好きだったんです。というのもストレージ企業のもの、ネットーワークハードメーカーのものなど、いろんなNAS製品を取り扱った末に感じたのは、「Windows Home Server」はとっても簡単にセットアップができ、いろんな便利なアプリケーションが最初から使えるっていうところでした。もしかしたら、クリーンなドライブ、空のウェアハウスが好きという人もいるかもしれませんが、それは、いくつかのイニシアチブがある場合ですよね。

だからこそ、500GBの「Windows Home Server」の半分の値段で、箱から出してすぐに、細かい設定なしで使える「Media Vault mv2120」に驚いたんです。

プラグに差し込み、Windowsのセットアップがはじまりすぐに、超シンプルな音楽や映画などのスクリーンや、もっと包括的なツールを使ってバックアップを始めることができます。何を、どこに、いつ、バックアップしたいのかも簡単に指定することができちゃったんです。

それでは、どのぐらい簡単か? キャプチャーでお見せしたいと思います。また、この小さな優れものなホームサーバーの内側ものぞいてみたのであなたも、ちらっとのぞいてみませんか?

 

「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」 2

 

まずは、VistaとXPで試してみました。それ以降、素敵なことにPCでボクのコンテンツが簡単にチェックできるようになりました。もちろんMacでも。(「WHS」は、ドライブ・エミュレーター経由でしかバックアップをみることができないし、Mac対応してない風だったので…)

 

「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」 3

 

たとえ299ドルの500GBがいっぱいになっても、3.5インチのSATAドライブを増設することができるんです。

 

「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」 4

 

ということで、一旦電源を落とし、その辺に転がっていた500GBを入れ込んで、再び電源を入れました。LEDが紫色になって、「ドライブを見たけどフォーマットが必要だよ」と教えてくれていました。なので、「Media Vaultコントロールセンター」で、ドライブを選択し、フォーマットをしました。じゃじゃん! 数分でセットし終え、ドライブ2の紫色だったLEDが青に変わりました。

 

「HP Media Vault mv2120」と「MediaSmart Windowsホームサーバー」 5

 

まだ、HDビデオストリーミングやそれ系は試していませんが、このギガビット・イーサネット接続で、問題が発生するとは思いません。「Media Vault」は「WHS」と同じように、同時に複数のビデオストリームも出来るようだし。それでは、この2つの比較をしてみたいと思います。

 

【「MediaSmart Windows Home Server」に劣るところ 】

・ドライブベイが2つしかない。「MediaSmart」は4つなのに。

・複数のPCのバックアップができる。でも、「WHS」スタイルのマスター制御によるものではなく、PC自体から一つずつからしかできないところ。

【「MediaSmart Windows Home Server」と同じところ 】

・iTuneとの連携とウェブシェア

・リモート・アクセスとウェブベース・ファイルのブラウジング(1年無料)

・Mac経由での接続シェア・ドライブとしてでもベーシックな使い方でも両方可能。

 

【「MediaSmart Windows Home Server」より良いところ】

・ウェブベースのリモコンがMacで素晴らしく機能すること

・ドライブの音が静か

・Windowsのバックアップに簡単にアクセスできる。特にMacから。

・恐らく、「WHS」と同じデータ破損のバグがない。

 

最後に、この製品は単なるNASではなく、HPの大胆なステートメントなのです。つまり、より低予算で同じレベルの製品を作るには、なにもレッドモンドのスタッフでなくともいいということ。

フルOSで動く、PCライクなサーバーでしか出来ないことがあるってことは分かっています。でも、正直、この二つは何でしょう? なぜWindows ホームサーバーについてこんなにも気を揉むんでしょうか? 表面上、同じぐらい使いやすくて、同じぐらいパワフルで、それなのに半額でLinuxベースの代替物があるのに…。

 

[HP]

Wilson Rothman(原文/junjun )

 

【関連記事】

マイクロソフトの絵本「ママ、なぜおうちにサーバーがあるの?」

「DN-NCM03SET」:手軽~な専用サーバ+ネットワークカメラシステム

変形・合体する「サーバ」ロボ:ダイヤブロック「ゴッパチキング」