米国防省はアップルのチップ会社買収を嫌がっている?

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アップルが買収したチップ製造会社P.A. Semiは、PowerPCの亜種である極めて電力効率の高い「PWRficient」を作ってるんで有名ですけど、このCPU使ってる最大顧客の1つが米国防総省(DoD)なんだそうな。

軍の主要拠点すべてのプログラムに採用してるので、「チップ製造止めちゃおっかな~」とか急に言われると困っちゃう。その可能性があるってだけで軍としては愁眉の事実なのでございます。

ある情報源によると、PWRficient使用中の防衛システムは10台を下らず、うち1台は最近の予想で「今後10年に7万個のチップを使う」といわれてます。

21日(米時間)買収のことを顧客にお知らせした際、Semiは「今後もチップが引き続き供給できるかどうかは保証できない」と伝えました。買い手(つまりアップル)はP.A.の製品やロードマップには関心がなく、専らIPとエンジニアリングの技術に関心を抱いていたそうです。

「サードパーティーのライセンスの委譲がうまく行けば買い手もチップ供給継続に前向きになる可能性もある」と言うんですけど、このライセンスはIBMからSemiが使わせてもらってるPowerPCアーキテクトのライセンスのことでしょうかね?

EETimes via GigaOM

matt buchanan(原文/訳:satomi)

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