Blu-rayでは粒子の粗いフィルムのブチブチが消えそうです

Blu-rayでは粒子の粗いフィルムのブチブチが消えそうです 1
ブチブチのない『カサブランカ』なんて(想像図)

初めてHDTV買って「おー!」と思ったことって何ですか?

僕はスポーツ中継ですね。その臨場感たるや、もう「リアル」通り越して本物の試合見てる気分で。

次の「おー!」はそれとは反対に映画観てたら急に心配になったんですよ…。「なに? この画面の黒いブツブツ…?」-近寄ってみたら、なんのことはない、フィルムの粒子が粗いだけなんです。

「むおー、劇場みたい!  買った甲斐あった!」

…と、手を叩いて喜ぶ僕みたいな人間ばかりならいいんでしょうけど、そうはいかないようで、ハリウッドの映画スタジオでは、こういう粒子の粗いフィルムの質感(英語で「film grain」といいます)を嫌がる味のない人のためにバックカタログのBlu-rayリリースでは以下2つのうちどちらか1つの対策をとるようです。

1.  大量のデジタル・ノイズ・リダクション投入で映像をシャープにする

2.  特に粒子が粗すぎる作品はリリース自体を見合わせる

映画製作費の都合でフィルムの在庫や照明が間に合わせになった場合もあるし、粗い粒子は消したい記憶の人もいるんでしょうけど、結構このブチブチがないと映画観た気になんない人も多いんではないかと…。デジタル映画なんて劇場公開用にブチブチ足す傾向もあるって言いますよ?

新型ディスプレイとコーデック技術の素晴らしさは自宅で劇場気分が再現できるところ。家のスクリーンで粒子があそこまでくっきり見えた時はホント感動でしたから、ここまで映画媒体には無くてはならないものを壊すんじゃ映画の楽しみ半減ですよね。 このままにして欲しいんだけどなあ…。

The Digital Bits via Gadget Lab

Mark Wilson(原文/訳:satomi)

【関連記事】

話題の新作映画『クローバーフィールド』のブレブレ動画を撮ったカメラは携帯ではない

映画館でWii(動画)

映画を見るのに最適なBlu-rayプレイヤー