スタートレックのトリコーダーが現実に!? 携帯電話に繋いで使える廉価医療スキャナー

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世界人口の約4分の3の超音波・レントゲンが使えない人にも、これならもしかして手が届くかも? という医療用スキャナーが生まれました。

「スタートレックのトリコーダーみたいな医療機器、いつになったら実現するんだろう?」と思ってたみなさんにはグッド・ニュース。

今の医療スキャナーは大型・高価で、とてもスキャナー本来の底力が発揮できない。―そう考えた米UCバークレーのバイオエンジニアリング教授Boris Rubinsky氏らが開発したのは、「普通の携帯電話に差し込んで使えるシンプルな携帯用スキャナー」です。

普通はスキャナー、動画モニター、プロセッサ全部一式積んでるので嵩張るし高い。ならばプロセッサは遠隔地に置いてデータだけ送って処理すりゃいいんじゃない? という発想ですね。

携帯電話から生データを遠隔地のプロセッサに送り、そこでデータを解釈し、あとは携帯電話のスクリーンで見れる画像の状態でリレーしてくれます。これなら超ポータブルかつ安価! テストでは送信するデータ量も問題なしで、最近の研究ではデータ量は6KBしなかったそうですよ? 発展途上国はもちろん、身近な救急車などにも応用できそうですね。

研究者たちは更に一歩進めて「超音波スキャナーと携帯電話の組み合わせ」にも期待を膨らませています。これができたら普通700万円とかする設備も10万円以下までなるかもしれないそうです。いやあ、万人超音波の時代、ですねー。

PLoS ONELiveScienceトリコーダーとは - はてなダイアリー

Sean Fallon(原文/訳:satomi)

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