スペースシャトル・コロンビアの黒こげドライブの中身は?

スペースシャトル・コロンビアの黒こげドライブの中身は? 1

有意義に使えたらいいですね。

それは、4年半という長い道のりでした。あの2003年2月1日にテキサス州の上空で空中分解するという不運な運命をたどったスペースシャトル・コロンビア。ひび割れて焦げた400MBのシーゲート・ドライブから99%の情報を読み出すことに成功しました。データリカバリー専門家の努力のたまものです。

Computer worldのレポートによると、ドライブは悲劇から6か月後に、乾いた湖底で発見され、Kroll Ontrackのチームに引き渡されたそうです。そして、ついにデータの内容が明らかになる時が来たのです。

どんな情報? そんなにすごい情報が隠されてるの? と聞きたくなりますよね?

 Computer worldのレポートによると、シャトルのミッションには、大気のテストを行うことを含んでいたそうです。

さまざまなテストのうちのひとつは、米国標準技術局が「キセノンガスが無重力環境の中でどのように流れるか?」を究明するための実験でした。

なかなか有益そうな情報ですよね? 実際のところ、研究者達はそのデータを学術発表したばかりだそうです。

リカバリーした人達も大変だったけど、ドライブも相当苦労してますよね…。ミッションの時点で既に8歳。それから事故で打撃をうけ、リカバリー中にも…余分な部分を取り除かれ、必要な円盤状の記録媒体だけにされ、別のメカニズムに置かれ、新しいモニターとの作業にも、ダメージにも持ちこたえました。Krollが情報を得るまでね。グッジョブです。そんなドライブの姿はComputer worldにてお確かめください。

でも、こんなに丈夫なら、なんでドライブを作るのと同じ素材でスペースシャトルを作らないのかな? なんて疑問もわいてきたので聞いてみたところ、答えはこうでした。スペースシャトルの他の2つのドライブは、完全に修復不能でした。なので、素材というよりは、明らかに運という要素があったんだと思うとのことでした。

Computerworld

Wilson Rothman(原文/junjun)

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