水で走るクルマ、ジェネパックスより新登場(動画あり)

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川、雨、海はもちろん、お茶でも走る!

そんな「水で走るクルマ」が生まれました。

水で走る車は近年車メーカーがこぞって探している聖杯ですけど、レースで頭ひとつ抜けたのは日本のジェネパックス社(英語読みだと「ジンパックス」に聞こえますね)です。

テスト走行車(上)は、同社の新「ウォーターエネルギーシステム(WES)」搭載。水・空気を燃料・気体の電極に供給する部分には、「Membrane Electrode Assembly (MEA)」という独自技術を使っています。MEAの秘密は、化学反応で水を水素と酸素に分解する特殊素材。音も静かなら、CO2排出もないんです。

大阪の町を快走する、なにわナンバーのH2Oカー。

走行シーンはロイターが世界に伝えたニュース映像でご覧ください。

 

技術の詳細はもちろん非開示ですけど、なんでも同社説明ではこの新プロセスは既存技術が土台ながら、現存のどんな手法よりも長時間水から水素を生成できて、改質器はもちろん、高圧タンクの必要もないそうな。水を直接入れるだけで特別な触媒は一切不要みたいですよ? 

最近のカンファレンスでは定格出力 120Wの燃料電池スタックと同300Wの燃料電池システムを発表したジェネパックス社は、今度は電気自動車と家電の両方で使える1kwクラスの発電装置も、近い将来開発を計画しています!

現時点では、この水で走る車のエンジン自体の製造コストは大体200万円ですが、大量生産化に成功すれば50万円以下まで切り下げられるんじゃないかと期待しています。

ガソリン高騰の折、みんなの期待も無限大!

Genepax, 報道資料(pdf) [Tech On] 関連記事

Sean Fallon(原文/訳:satomi)

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