脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 1

猿が考えていることを可視化すると、こうなるそうです。

これはマカクザルという猿の思考をマッピングしたもの。マサチューセッツ・ジェネラル・ホスピタルの神経科学者とボストン市によって開発された「diffusion spectrum imaging(拡散スペクトラムイメージング)」という技術を使っています。

この一本一本の細い線は、神経経路が何万本も束になっている様子を表しています。既存のMRIスキャンデータを元に、脳内の何十億ものニューロン結合を追って、それに沿って水の分子が動く経路を分析し、フルカラー3Dの画像を生成します。

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 2

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 3

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 4

以下に人間の脳でこのマッピングを行った画像を置いておきます。

 

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 5

上の画像はまだ生きているヒトの脳のデータですが、より鮮明に出るのは死後24時間以内の脳データを使ったときだそうです。

脳内での思考の流れをフルカラー3D画像に変換 6

こうした画像は、脳の複雑な仕組みをより理解するため、そして手術などの際に神経網を傷つけないために大変役に立つのだそうです。元ネタにもっとすごい3Dモデルもありますよ。

Technology Review

John Mahoney(MAKI/いちる)

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