UCB、天狗の隠れみの実現に大きくジャ~ンプ!

UCB、天狗の隠れみの実現に大きくジャ~ンプ! 1

2Dではなく3Dのモノまで見えなくしちゃう、すごいマテリアルが生まれたようです。

カリフォルニア大バークレイ校(UCB)のマッドサイエンティストXiang Zhang氏率いる研究チームが今日(米時間10日)、隠れ蓑に使える“メタマテリアル”の開発に重大な進展があったことを明らかにし、3Dのオブジェクトをこの素材で隠すデモに初成功しました。

元記事や米Gizmodoでも過去紹介したように、これまでに成功した不可視化の実験では、せいぜい超・超・超ちっちゃな2次元(2D)のオブジェクト隠しておしまいでしたが、いやあ、それも過去の話でしょうか。

UCBのプロジェクトには軍部からだいぶ予算も入ってますし、透明人間の能力を備えたスーパーヒーロー実現に向け準備着々の模様でございます。恐ろしいことです。

分かり易い言葉に置き換えると、Zhang氏とUCBの歩兵隊のみなさんが開発したメタマテリアルなる素材は、目的のブツに当たる可視光線をセラミック、テフロン、繊維複合体のようなメタル・回路基板素材を使って散らす、というもの。

こういった素材を活用して、3Dオブジェクト周辺の光を曲げているので、ちょうど浅瀬で足首(足首のない寸胴の足=canklesも!)の周りを流れる水みたいなもので、光からは影も反射も、ケビン・ベーコンの物まねも生まれないんだそうです。なんでここでケビン・ベーコンなのかよくわかりませんが。

この天狗の隠れみの(不可視性)をめぐる最新の発見に関する詳しい情報は、今週発売の専門誌『Nature』、『Science』で発表となる予定です。透明人間志望者は是非ご覧あれ。

[The Associated Press]

Jack Loftus(原文/訳:satomi)

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