Hardcore社のカスタムPC「Reactor」は全部品オイル漬け!?

Hardcore社のカスタムPC「Reactor」は全部品オイル漬け!? 1

これは、カスタムPCファン待望の夢の製品「Reactor」です。スリークな黒のアルミの筐体にハードドライブをどっしり収蔵(交換可能なものと内蔵のものの両方)。超パワフルな処理チップ、オーバークロックOKな最高級動画カード3枚などその全てが動かせるのも、同社の油浸冷却システムのなせる業。

そう、この「Reactor」ではカスタムデザインのタンク内でGPUもCPUもRAMも冗長電源(RPS)もマザーボードもSSD専用ドライブ3つもすべて、完全に、オイルに浸しちゃうのです。でもって、気になるお値段たったの4000ドル

このカスタムのモンスターを実現したのは、Hardcore社です(リンク直打ちだとあらぬ方面に飛んじゃうので、記事末尾のリンククリックで飛んでください)。Darren Klum社長がMaximum PCからの取材に答えたところでは、従業員は既に30人ぐらいいて、第2ラウンドの資金調達を取りまとめ中とか。念のため特許庁も調べてみたら、液状冷却の特許もあったようです。さらに念のため登記調べたら、ちゃんと2006年1月ミネソタ州で法人登記した実在の会社のようです。ふむ。

オイルの中身までは明かしてません。なんでも非伝導性で生分解可能なもので、シンプルなエア冷却の10倍効率が良く、ガタガタ音のうるさいファンも必要ないそうな。このオイルを使ってパソコンで最も熱い全部品周辺に上昇気流をよりスピーディーに動かしているそうです。要するに、どんな無茶苦茶な使い方しても、室温で働く静かなマシン、というわけですね。

問題は、部品のほとんどが「プロプリエタリ」なところ。つまり、故障しても新しいパーツを発注できる場所はひとつしかない、ということ。あと、別のメーカーさんが何か新しいもの出しても、ユーザーはHardcore社がその新製品をオイルカシスにどう組み入れるか結論を出すまで、じっと待たなきゃいけない。製品売り込み先のPCユーザーみたいなタイプの人たちにとって、これは大きなダメダメかも?

でも、この偉大なマシンにしてこの偉大な価格。生産量確保できるかどうかも含めて、目が離せない存在感ですね。

Hardcore Computer [Maximum PC]

Elaine Chow(原文/訳:satomi)

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