幽体離脱ではありません、咳です(超音速撮影で捉えた咳の初画像)

幽体離脱ではありません、咳です(超音速撮影で捉えた咳の初画像) 1

「フィルムに初めて捉えた」(研究チーム)咳の写真です。

超音速実験機の衝撃波で形成される円錐の撮影でよく使われるのと同じ技法で撮りました。

シュリーレン写真(Schlieren photography)という写真技法ご存知でしょうか? 輝くコリメート光を被写体に当て、動く空気の屈折率の違いにより写真に「陰影」のようなものを形成していく技法です。航空機のエアフロー問題の解決とか、動いてる武器の撮影に多用されるもので、例えばこのAK47から発射された弾の写真(下)みたいなものも撮れます。

 

幽体離脱ではありません、咳です(超音速撮影で捉えた咳の初画像) 2

ペンシルバニア州立大のGary Settles博士と、シンガポールのJulian Tang博士は、咳でできる乱気流も撮影できるよう、この技法に捻りを加えました。研究が手付かず現象ではないでしょうか、たぶん。博士たちはこれを応用して、SARSや風邪のような疾患がどう咳で広まるのか、調べたいと考えてます。

そういう科学研究の医療への貢献はさておき、僕・あなたにとって当座この写真が果たす役割りはひとつ、ですよね。これ、今度咳したくなったら絶対、口覆っちゃうと思いません?

IHT via Uberreview

Kit 'Monster Brunch' Eaton(原文/訳:satomi)

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