安く大量に作れる、自己集合のナノオプティクス
掲載日時:2008.11.08 15:00
自己集合のナノパーティクル(粒子)なんて、つい『Robot Uprising』(ロボットの反乱)連想しちゃいますけど、もっとおとなしい応用法もあるようですね。
UCバークレイのPeidong Yang教授率いる科学研究チームが、自己集合で電子光学デバイスになるナノパーティクル(粒子)を開発し、このほどデモを行いました。
小さなシルバーのナノ粒子の組み上げ密度を調整することで、「plasmonic crystal(プラズモン結晶)」というとっても強い光結晶(フォトニック結晶)はじめ、様々なナノ「デバイス」が作れます。自己集合の素材は製造も大量かつ安価。結果として、メタマテリアル、カラーの変わるペイント、光通信コンピュータのエレメント、超高感度のケミカルセンサーなども作れちゃうんだそうですよ?(天狗の隠れ蓑が欲しい僕としては「メタマテリアル」というところに、つい反応してしまいます…)
Yang教授の8面体のシルバーのナノ粒子は、1辺約150ナノメートル。サイズ・形状ともにとても規則正しいものです。
結晶構造にするのは超シンプルで、ただ水を満たした試験管に入れ、くっつくようにするだけで結晶構造となり、水を蒸発させると結晶構造だけ残るのだとか。
既存のナノ構造の素材はリソグラフィー方式のトップダウンで作るので、安く大量に作りにくかったのですけど、Yang教授の粒子は(1)液体の中で生成できる、(2)けっこうデカい。ナノ粒子のライバルの発明品よりか光学的性質がベターな可能性もある、と注目を浴びてるようでございます。
[TechnologyReview]
関連ありそうな昔の記事:WiredVision
Kit Eaton(原文/訳:satomi)
【関連記事】
・ナノチューブのオバマ「NANOBAMA」
・葉っぱのように小さく薄いソーラーパネル「GROW」
・世界最小! ナノチューブのラジオ初公開(動画)
[PR]



































コメントする
戻る
コメントは承認制となっております。編集部が確認および承認した後に、サイトへ反映されることになるので、多少時間がかかってしまうことがあります。
また、公序良俗に反する内容、個人や団体を誹謗中傷する内容、その他不適切と判断させていただいた内容については、否認または削除させていただく場合もございます。ご了承ください。
Only Japanese language available.