「Virtuo」デジタル・パレットで画伯気分を味わおう

「Virtuo」デジタル・パレットで画伯気分を味わおう 1

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋など、いろんな秋を連想するけど今回は芸術の秋にちなんだガジェットをご紹介したいと思います。

というのも、私が人生において情熱を注ぐものはいくつかありますが、その一つが油絵だから。とにかく油絵の何もかもにラブなんです。特にあのテレビン油の匂いがたまりません。ふふっ。

でも、油絵を描くプロセスって初心者にとってはハードルが高くてなかなか手を出しずらいようです。実際のところ絵の具の混ぜたり調合するにも技術が必要なので面倒くさいんでしょうね。

デザイナーのYana Klimavaさんも、そんな、油絵のハードルを低いものにして、もっと、多くの人に絵を描く楽しさを広めたいと考えたのかもしれません。Klimavaさんは、初心者の人たちがハードルを乗り越えられるように、Virtuoというデジタル・ペインティング・システムを作り出したのです!このシステムは、デジタルキャンバスの役割を果たすモニター、パレット、鉛筆、画筆、パレットナイフ、エアーブラシ、パステルがセットになっているので、油絵のみならず、気軽にいろんなタイプのお絵描きにチャレンジすることができちゃうんです。

それでは、VirtuoについてデザイナーのKlimavaさんが説明をしてくれたので、以下にツールの写真と共にご紹介したいと思います。

 

「Virtuo」デジタル・パレットで画伯気分を味わおう 2

パレットはコンピューターと通信するためにBluetooth技術を使用しています。LEDライトで、本当に絵の具を混ぜ合わせているような感覚を擬似体験することができます。また、ユーザーはダークカラーを使って、パレットの表面を特別なコーティングにする事もできます。また、どのぐらいの量の絵の具を筆にのせるかは、混合された色にツールを置いている時間によって調整することが出来るようになっています。

鉛筆、絵筆、パレットナイフ、エアーブラシ、パステルの5つのツールは、それぞれ、使った時にユーザーの身振りを視覚情報に翻訳するためにセンサーを使用します。例えば、パレットナイフを使った場合は、

位置と圧力をスクリーンに適切なストロークで表現するために圧力と加速度計のセンサーを使います。

Virtuoは、実際の絵を描くプロセスに基づくソフトウエアが搭載されているので、ユーザーに入口として、いろんなことを自由に体験してもらえるようになっています。ただし、ルールは実際のキャンバスに絵を描く時と同じです。このデジタル・ペインティングを始める時には、1枚の真白なキャンバスがペロンと表示され、「新規のキャンバスを開く」「保存する」「止める」「既存のファイルを呼び出す」というシンプルなドロップダウン・メニューがあるだけ。それが、リアルなんです。

なぜかというと? 例えば、通常、絵を描いている時って、一度ラインを描いたり、色をつけたら、それを簡単に「無かった物」にする事って出来ないですよね? 塗り重ねるて修正する事はできても。Virtuoでは、「元に戻す」の回数を制限しているのです。これによって、パパッと修正できないことに対して不安を持っているユーザーに、消すのではなく修正することを練習してもらって、はじめから上手に描けなくても、直していけば良いんだよと勇気づけようと考えているんです。

残念ながら、Virtuoは現在はコンセプトの段階です・・・。でも、私は近い将来、こういったお絵描き・ツールが実際にお目見えするんじゃないかなと思っています。多分、私のような純粋主義者には、そんなに魅力的ではないかもだけど、初心者にとっては、かなり有益だと思うので、けっこう需要があるんじゃないかな?

[Yana Klimava via The Design Blog and Yanko]

Sean Fallon(原文/訳:junjun )

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