続、アップルのMacworld撤退発表の舞台裏… 実は以前から周到に計画済みか

続、アップルのMacworld撤退発表の舞台裏… 実は以前から周到に計画済みか 1

もしやすべて計画済みだったのか…

衝撃のアップルの「Macworld Conference & Expo」からの撤退計画が発表される中で、また一夜明けて、新たな事実が飛び込んできましたよ。どうやら世間では、絶大なるインパクトを持って発表が受け止められましたけど、もしかすると当のアップルは、そんなのビクともしない反応で、着々と物事を進めちゃってるのかもしれませんね。

では、またもやアップルの舞台裏の真相を探る、迫真のレポート続編をご覧ください。

 今回の発表を受けて、米ギズ編集チームの中には、あるアップル社員との食事会でのエピソードを思い出した人もいるようですね。それはもう2年も前の話のようですが、ワインを片手に、こんな会話が交わされたのだとか。

アップル社員の友人:「実はさあ、もういろいろなイベントに出展したりするの、やめようと考えてるんだよね」

ギズ編集チーム代表:「ええっ! それってさあ、例えばだけど、超ビッグなMacworldからも、もう完全に撤退しちゃおうかなってこと?」

アップル社員の友人:「ああ、そういうことさ。Macworldだって、例外なく中止さ。まっ、まだそれがいつのことかっていうと、今のところは未定なんだけどさ、でももう撤退することだけは決まってるのさ」

当時、この談話は、さすがにギズ編集チーム内でも、かなりの驚きをもって受け止められたそうですけど、でもよく考えてみると、本当にニューヨークのMacworldを良い例に、次々とアップルは、大型イベントからの撤退を立て続けに表明していってましたから、まさかまさかとはいえ、Macworldからの完全撤退も、さもありなんという思いで聞いていたと、当時のことを回想しています。

そもそもアップルが、自社で単独に開催している、プレス向けイベントだの、アナリスト向けミーティングだのでも、すでに十分にインパクトある製品サービスの発表が行えている現状では、わざわざ無理してMacworldなどに日程を合わせ、出展していく意義が薄れてしまっているのかもしれませんね。かえって自社の単独開催だと、1年のうちいつだって、最もアップルにとって都合がよい時期に、自由に日程を決められるメリットもありますから。

でもって、その撤退のみならず、アップルにとって最後のMacworldで、CEOのスティーブ・ジョブズ氏が基調講演をしないことになったのも、もしや最初から計算済みだったのではないかとの説が流れ始めてますよ。大した発表もない今回のMacworldを、あっさりとジョブズ氏はスキップ! 次なる経営陣へのバトンタッチを印象づける上でも、ここは基調講演に上級副社長のフィル・シラー氏を大抜擢…と、逆にそのほうが華々しく、ジョブズ氏の引退を衝撃的に打ち出す軌跡とすることができるはずだと、ここまでジョブズ氏が、すべて思い描いた通りのシナリオで事態が進展していっているという説明ですね。

いやいや、果たして真相やいかに? かえってこれで、近づくMacworldが、別の意味で楽しみになっちゃったなんてところも、アップルらしいといえばらしいのかもしれません。それにしても、ジョブズのいない基調講演って、2時間ずっと聴き入るのはつらいかもしれませんね…。

Jesus Diaz(原文/訳:湯木進悟)

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