コンボで読むと楽しいテック本はこれ【激安クリスマスギフト】

コンボで読むと楽しいテック本はこれ【激安クリスマスギフト】 1

世界的な経済金融不況の真っ只中で訪れる、今年のクリスマス

こんなご時勢なので、プレゼントの平均額も安くなるのでしょうが、でも安すぎても問題。例えばAmazonで買う場合は、合計額を1500円以上にしておかないと送料がかかっちゃいます。

なので今年は「1500円以上5000円以下」辺りがボトムラインかも。果たしてAmazonで手軽に買えて、このくらいの値段感で、どんなクリスマス・ギフトが考えられるのでしょう。

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というのがお題の、今年のクリスマス・ギフト企画

第1回は「今年の冬は、こんなコンボでテック本を読む」です。

本って、組み合わせに個性を持たせると、単体で区切って読むのとはまた違った感想を得ることができると思います。

ガジェットオタク臭漂うクリスマスギフトとして、または今年1年頑張った自分用に。ではどうぞ。

 

● 基礎から超応用へと大ジャンプするコンボ


あなたはコンピュータを理解していますか?』は、普段僕たちが自分の分身のように使いまくっているコンピューターの、基礎中の基礎からわかりやすく説明している本です。

それこそ「エントロピー」とか「bitとは」みたいなところから説明しています。基本なので、10年後も20年後も陳腐化しない知識を学べます。

そして、コンピューターの基礎を学んだ後は、いきなり超未来に跳んでみましょう。

計算速度とその価格の量的な改善が、ある一定値を超えたところで質的な変化を生み、ありとあらゆるジャンルの研究を加速させました。

そして…『ポスト・ヒューマン』は、近い将来、人工知能遺伝子工学ナノテクノロジーロボット工学(ひゃっほう!)などが加速度的に進化し、人類は次の進化の段階に入ると同時に、人類の次の知的生命体が誕生するであろう、みたいな未来予言本です。

落差を愉しむコンボなのですが、意外とその違和感を感じないところがまた不思議です。

*記事執筆時点のAmazon最安値は2872円でした。

● サイバーパンクコンボ+スチームパンクコンボ



サイバーパンクと言えばニューロマンサースキズマトリックスなんだと思うのですが、米国のネット業界では、実はしょっちゅう『スノウクラッシュ』の名前が出てくるんです。

スノウクラッシュは「メタヴァース」の概念を最初に提案した、ポップでMTVな世界観のSF小説です。今のネットのテクノロジーを支える人たち(の一部)がどんなファンタジーを念頭に置いているのかを知るために、一読しておくといいと思います。

そしてサイバーパンクを味わったら、直後にはスチームパンクを味わいましょう。アート工芸として、スチームパンクの美学は少しずつ存在感を増してきている気がしますが、その金字塔とも言える『ディファレンス・エンジン』は割と忘れられがちです。しかしやはり本書は名作でして、今改めて読み込むとまた違った興奮を味わえると思います。

*記事執筆時点のAmazon最安値は2055円でした。

● リサ様の異次元コンボ


今年はLHCの起動から速攻停止までの一連のドタバタが強く記憶に残っていますが、LHCといえば個人的にはリサ・ランドールの「異次元が存在する証拠があるかどうか」に興味津々です。

まず、恐ろしく薄くてアッという間に読める『リサ・ランドール―異次元は存在する (NHK未来への提言)』を読んで、興味があったら『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』に進んでみるのがいいと思います。ついでに、基礎中の基礎を把握しておくために、『「量子論」を楽しむ本』辺りで量子力学の入り口を覗いてみてはいかがでしょうか?

*記事執筆時点のAmazon最安値は2021円でした。

みなさまも、もしオススメのコンボがあったら教えてください♪

(いちる)

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