LHCの再開は来年~さ来年に延びそう

LHCの再開は来年~さ来年に延びそう 1

宇宙の謎に迫れる日は、もうちょっと遠のきそうです。

大型ハドロン衝突型加速器(LHC)ダウンしたとのニュースが初めて入った時、2009年の4月までには修理が終わって運転再開される、という話でした。次に、修理自体が2009年の夏までかかる、という情報が入ってきました。そしていま、CERNの広報のJames Gilliesによると、LHCの修理に関して、CERNはプランAとプランBの2つの選択肢の間で悩んでいるところだということです。

プランAは早めに修理を済ませるという案です。そして2009年夏過ぎまでに運転再開を目指します。この場合低出力の運転しかできません。8機あるうちの3つの圧力除去システムが交換され、残りは将来のメンテナンスでアップグレードをはかります。

プランBはもっと集中した修理を行う代わりに時間もかかります。LHCの圧力除去システム自体の設計の見直し、交換を行います。この場合最短でも2010年以降の再稼働という見込みになります。しかも、運転再開の時点でフルパワーの運転は望めないだろうとのこと。

いまのところ、プランAで進める案が有力だそうです。無知なぼくらにはどちらがいいかさっぱり見当もつきませんね。

DailyTech

Mark Wilson(MAKI/いちる)

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