アップルの広告は信じる方がおかしい?

イギリス広告基準協議会(ASA)がiPhone 3GのCMを放映禁止にした話はもうご存知ですよね?

上のデモは、禁止になったCMと似たCM(左)と、ボストンのアップルストア真向かいで実際使ってみた録画(右)。確かに「本当に早い」(PR)ってよりは、「本当は早くない」という感じでしょか。

まあしかし、それもこれも「広告を見たら人はそのまま信じる」という大前提があって初めて成り立つ話。まさか「信じるわけない」とアップルが思ってるなんて思いませんから…。

iPhone 3Gの「半分の価格で2倍のスピード」という宣伝文句は人をミスリードする― とウィリアム・ギリスさん(70)に訴えられたアップルが、9ページに渡り反証のポイント32点をまとめました。そこに、非常に荒っぽい、だけど非常に多くを物語る、こんな意味深な一節が盛り込まれているんです。:

  

訴えの対象となった誇大表現は、原告の立場にある合理人なら誰も合理的に考えて頼りにしたり、アップルの記述を事実の宣伝文句と誤解するはずのないものである。よってその事実をもって、原告・推定集団の訴えは退けられる。

アップルがアップルの広告で言ってることを信じる人は合理人ではない、ということですかね? 法的な常套句でしょうけど、みんな言われなくてもそれは薄々分かってるような…

[Legal Doc (pdf) via Wired]

Mark Wilson、Jesus Diaz(原文1原文2/訳:satomi)

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