逆ティルトで撮影したスタントカーレースに感動(動画あり)
掲載日時:2008.12.08 11:00
今まで沢山の逆ティルトな映像を見てきたけど、1番かもしれません。
これ、ジオラマをコマ撮りした映像だと思います? いえいえ。違うんですよ。逆ティルトという方法で人間やオブジェクトを撮影してジオラマ風に仕上げたものなんです。
そんな、逆ティルトで撮影した写真と低速度撮影を組み合わせて動画を作成したりするんですが、今回見つけた動画は本当に最高です! 何台もの巨大トラック、廃車、そして大きなゴジラまで登場して繰り広げる迫力あるスタントカーレース! かなり手間暇かかってると思いますが、努力は報われたかんじの、素晴らしい出来ですよ。
それでは、その素晴らしい動画を2つほどご用意したので、お楽しみください。
ものすごく巨大で破壊的なものが、なぜこんなに小さくて無害に見えるようになるの? と不思議に思っているかもしれないですね。答えは、技術のコンビネーション。1つは、低速度撮影を使うこと。フレームをなくすことによってピクピクする動きを与えるので,、観ている人の脳がミニチュアをコマ撮りしたのを見ているように感じちゃうんです。
もうひとつはアングルです。アングルによって、あなたはテーブルの上にある模型を上から眺めているような錯覚をおぼえるそうです。また、コントラストを増加させることによって、影が濃くなるのも見る人の脳を上手に騙すキーポイントになっているようです。
そして、最も重要な要素は、逆ティルトの写真です。逆ティルト写真は、被写界深度が浅いために、ぼやけたイメージになります。なので、本当のジオラマっぽくみせるために、本当にちゃんとした逆ティルト写真を撮る必要があるのです。
そんな、逆ティルトで撮影するには特別なカメラの設備が必要です。「ティルト」または「回転」させることができて、フィルム面の中心とレンズ面の中心を並行にずらす「シフト」が出来るレンズです。
ティルトでイメージのフォーカスをコントロールすると、イメージの最も近いところと最も遠いところをぼかしてくれるので、垂直面指向のフレーミングよりも出来栄えが良いようです。また、シフトを使うと、イメージ自体の遠近感を正しくすることができるので、本当よりもフラットに見せてくれる効果がとのこと。
それにしても、本当に模型をコマ撮りした動画を見ているようですよね。逆ティルト用のレンズは、けっこうお値段がはるようなのですが…。自分でも試してみたい気がしちゃいますね。
Jesus Diaz(原文/junjun )
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