宇宙人探しはハッブルにおまかせ

宇宙人探しはハッブルにおまかせ 1

ハッブルは、やっぱり地球外生命体の発見に繋がる鍵みたいですね。

NASAが考案したハッブル活用の新技術で、このほど木星並みの大きさの「HD189733b」という惑星で生命の副産物のひとつ、CO2が発見されました。

大喜びしている1番の原因はこの二酸化炭素ですね。正しい環境が揃えば、地球上で二酸化炭素がそうであるように、これも生物の活動に繋がりを持つということも考えられるからです。惑星の特徴を把握して、その組成を理解し、生命の母体となりえるかどうか判断する長期努力にとっては、これ(CO2)が検出できて、その存在度を見積もることができるという事実自体が、とても重要なのです。

ハッブル望遠鏡は今まで専ら、遠い宇宙の果ての星・星雲の観測に使われてきました。 が、カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所のMark Swain科学研究員が開発した新分析法では、天文観測望遠鏡の近赤外線カメラとマルチオブジェクト・スペクトロメータ(NICMOS)を、こうした発見に活用できるのです。

この技法を使うには惑星が星をブロックする必要があります。それが起こると、星の光は蝕が始まる前の星の光から惑星が重なった分を引き算で出せます。こうして科学者は、結果として残った光を観察することで、惑星の大気の化学的組成を分析できるんですね。何故なら、そのガス(気体)は「惑星の、熱く光を発する内部から出る、ある特定の光の波長を吸収している」からです。

専門家が読んでもちんぷんかんぷんですけど、NASAによると、HD 189733bはあまりにも熱くて、とても生命が存在できるような状態じゃないらしいです(少なくとも僕らが知ってるような生命は)。が、この手法があることで、はるか彼方の太陽系にいる生命発見の扉が開く、ということですね。

NASA

Jesus Diaz(原文/訳:satomi)

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