寝ながらメールを送る人、現る

寝ながらメールを送る人、現る 1

長らく神経科医の間で不可能と思われてきた「寝ながらメール」。それができる人が、この世の中に少なくとも1人いることが確認されました。

この複雑な非暴力認知挙動の最初の報告例は近日発刊『Sleep Medicine』に掲載予定です。それによると女性は重度の不眠症に悩まされ、「Ambien」などいくつかのブランド名で売り出されているゾルピデム(zolpidem)という医薬品を摂取していました。

医師に処方された10mgの摂取量を15mgに増やしたところ、友だちから「あなたから変なメールが着いたわよ」と電話で連絡が…。差出人は女性。タイトルにはこう書かれています。

「!HELP ME P-LEEEEESE (!助けて、おーねがいいいいい)」

これは、夕食とドリンクのお誘いのようですね。

ところが本文を開くと、そこにはこんなお願いが…

  

「come TOMORROW AND SORT THIS HELL HOLE Out!!!!!! (明日来て、この地獄の穴なんとかして!!!!!!)

う、これはタダゴトじゃないですね。受取人が心配になって電話するのも無理ないなあ…。

医師たちも、夢遊中にこんな複雑な作業ができるとは…と腰を抜かしてるそうです。この女性は、またある時には親戚の家で就寝中、近くのコンピュータを起動してOSにログインし、 ソフトウェアを開いてユーザーネームとパスワードを入れ、メールにアクセスしていたことも。「寝てる間に人を殺しちゃいました」なんて話じゃなくて一安心ですが…

もちろん孤立した事例ですけど、こんなことも起こりうるということで、NYタイムズではGmailアドオン「Mail Goggles」も案外悪いアイディアじゃないね、と書いてます。まったくですよ。寝てる最中、上司に思ってもみない悪口送ってたら首がいくらあっても足りないですもん。

[NYT Image via Flickr]

Sean Fallon(原文/訳:satomi)

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