ジョブズ健康問題に関するアップル社の対応について、証券取引委員会が調査を開始

ジョブズ健康問題に関するアップル社の対応について、証券取引委員会が調査を開始 1

このたびのジョブズの健康問題、及び休養宣言については、米Gizmodoの記事を皮切りに、いろいろすったもんだあったわけですが。

Bloombergが報じているところによれば、証券取引委員会は、今回のアップルの対応が、投資家をミスリードするようなものでなかったかどうか、調査を開始したとのことです。

証券取引委員会が、アップルがCEOであるスティーブ・ジョブズ氏の健康問題について情報を公開した一連の流れについて、投資家をミスリードするようなことがなかったかどうか調査中だと、事情に詳しい人物が語った。

この人物によれば、証券取引委員会の調査というのは、なにか不正なことが行われたことの証拠に基づいてなされるような性質のものではないとのことだったが、調査が非公開なものであることを理由に、それ以上の詳細は明かされなかった。

Bloombergニュースでは、株主や世論が圧力となって、この調査に結びついたのかどうか議論しています。昨今の経済不況やマドフ巨額詐欺事件のこともあり、証券取引委員会の動きには誰もが敏感になっています。

なお、これまでの経緯としては…米Gizmodoでは2008年12月30日付けで確かな筋からの話としてスティーブ・ジョブズの急激な健康悪化について記事を発表。この記事を受けてアップルの株価は急落。Gizmodoの報道を根拠がなくいい加減なものだと非難するメディアも現れました。

Macworld基調講演の直前になって、ジョブズは書簡を発表。今回のMacworldの件はやはり彼の健康問題が原因であり、その健康問題とはホルモンバランスの崩れによる体調不良。そしてCEOの職にはとどまるとのことでした。

その後1月14日になるとジョブズは彼の健康問題はおもっていたよりも悪かったとして、6ヶ月間の休養を発表、CEOの職を退き、当面ティム・クックに後を任せると発表しました。

Bloombergは、企業の未来の根幹に関わり、よってその企業価値に大きく影響する問題についての、アップルのこうした一連の対応は、アップルの情報開示のやり方に疑問を持たせるものではないかとしています。

Jesus Diaz(MAKI/いちる)

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