「この宇宙はひとつの巨大なホログラムである」~GEO600の騒音の謎に大胆仮説

「この宇宙はひとつの巨大なホログラムである」~GEO600の騒音の謎に大胆仮説 1

あなたも、わたしも、ホログラム~♪

この3次元ワールドで僕らが見たり感じたりしてることはすべて、「2次元情報の単なるホログラフィックなバージョンに過ぎない」と信じる理論物理学の一派があります(あるんです)。そしてこのほどなんと、そのヒントらしきものが独ハノーバー南方にあるGEO600という実験設備で確認された、というニュース。 

GEO600は7年前から重力波(中性子星やブラックホールなど超密度の天体から発せられた時空内の波動)の検出を行ってる設備です。この下の写真にある全長600mのパイプが検出装置なんですけど、何ヶ月も前からこの装置を悩ませてる原因不明の騒音があり、スタッフ一同、首をかしげていました。

ところが実はこれが起こる前から、こういった騒音があるじゃろう、と予言した研究者がいたのです。米イリノイ州バタビアにあるフェルミ研究所粒子天体物理学センター所長クレーグ・ホーガン(Craig Hogan)シカゴ大天文物理学教授です。

教授の説明によると、GEO600が出くわしたのはたぶん、時空のファンダメンタルな限界…つまり時空が、アインシュタインの説くスムーズな連続体としての動作を止め、「粒子」に分解するポイント…なのだとか。ちょうど新聞の写真にズームインすると点と点に分解しますよね? あれと一緒で、「これはまるでGEO600に、顕微鏡レベルでしか見えないほど小さな時空の粒子のconvulsionが吹き付けられているようなものなのだ」と氏は話してます。

そして「仮にGEO600の実験結果が私の睨んだ仮説の通りなら、我々はみな、巨大な宇宙のホログラムに生きていることになりますね」と教授。

ああ、マトリックスの世界へようこそみなさん。New Scientistの記事にはこうも書かれています。

 

もし時空が粒子のホログラムだとしたら、宇宙は球体で、外側表面がプランク長の[=超ちっちゃい]スクエアに覆われており、各スクエアに情報がワンビットずつ含まれているようなものと想定できるだろう。ホログラフィックの原理では、外側を覆う情報量は、宇宙のボリュームの内側に含まれたビット数と合致しなければならないと言われる。

球体の宇宙のボリュームは、外側の面よりはるかに大きい。となると、どうしたらそんなことが本当に可能なのだろう? ここでホーガン氏は、宇宙の内側に境界上と同等のビット数が存在するためには、内側の世界はプランク長より大きな粒子で構成されなくてはならないことに気付いた。「あるいは別の言い方をすると、ホログラフィックな宇宙はブラー(ピンぼけ)がかっているのです」(ホーガン氏)

こっちの頭がブラーですが…もっと豆粒の脳みその限界に挑みたい方はグーグルのラブリーな自動翻訳で記事全文どうぞ。

DVDから3Dムービーが立ち上がり、CDから音楽が立ち昇るようなことは日常経験してますが…そういう話じゃないですよね…やっぱり僕らみんな神のハードドライブの情報の片鱗に過ぎないんでしょうか?

[New Scientist]

Mark Wilson(原文/訳:satomi)

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