LHC再起動スイッチはこのトム・ハンクスが押します

LHC再起動スイッチはこのトム・ハンクスが押します 1

いや、本当。正式決定です。

CERNの予算70億ドルのLHCは昨年9月集積回路が損壊し、今年9月まで再開延期となりましたけど、再起動スイッチは俳優のトム・ハンクスが押すことになりました。

13日にラボ内部を案内した際、ディレクターが打診したらOKくれたようです。

トム・ハンクスは『ダ・ヴィンチ・コード』のハーバード大教授役で新作『Angels and Demons』収録中。CERNから盗んだ反物質でバチカンがあわや危機一髪...のところを救う役柄ですから、まさにハマり役!

スイッチ押す前に解読が要るのか、ダン・ブラウンが主人公に求める「ロン毛モード」で臨むか、その辺りは分かりませんけど。時空連続体の裂け目からわれわれ全人類を救ってくれる男がいるなら、それはハンクスを置いて他にはないでしょう。

ところで再開が延長になったことで、「神の粒子」=ヒッグス粒子はもしかして米フェルミ国立加速器研究所のテバトロン君が先に見つけちゃうんじゃないの? という、もうひとつ気になる話題が浮上中です。フェルミ研究所によるとLHCより先に見つける確率は悪く見て50-50、高く見て96%とか。

でもLHC事業リーダーのリン・エヴァンス(Lyn Evans)教授は、こう語気を荒げて反論しています。

 

「彼らが先にヒッグスを見つけたとしたら、それはラッキーなことだが、LHCが稼動する前に彼らが見つける可能性はまずないと思う。ヒッグス粒子のヒントは得られるかもしれないが、発見できるポジションに彼らはいないはず...。[...] あと1年もしたら我々も競争力をつけている。その先は彼らなど敵ではない」

お~、こちらも大型衝突の模様です。フェルミも負けじとハンクスに接近しちゃったり...なんてことにはならないか...。

Telegraph

John Mahoney、Elaine Chow(原文1原文2/訳:satomi)

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