バイオニック・アイで30年ぶりに光を見たお爺さんのお話

バイオニック・アイで30年ぶりに光を見たお爺さんのお話 1

 

30年の間、真っ暗やみの世界に生きてきた73歳の男性が、先日ふたたび自分の目で、まだうっすらですが道路や歩道に書いてある白いラインや黄色いラインを認識できるようになったんです。

これは奇跡? ではなく、バイオニック・アイ「Argus II」を装着したからなんです。ArgusIIは、アメリカの企業Second Sightが開発したもので、カメラと映像プロセッサをサングラスに取り付け、取り込んだ画像を患者さんの目の外に設置された小さな受像機に送るという仕組みになっています。

73歳の男性Ronさんは、遺伝性の疾患で失明が進んでいく膜色素変性症により、40歳の時に視力を失ってしまいました。現在この、Second Sightの実験に参加できているのは18人でRonさんは、この実験に参加できていることにとっても感謝しているそうです。

RonさんはBBCのインタビューに対して、30年間、全く何も見えませんでした。完全に真っ暗でした。でも、今は明かりが差し込んでいます。実験に参加するという素晴らしい特権と恩恵を得られた事にとても感謝しています。この実験の結果が、私のように完全に光を失った人たちに、再び光を見せてあげられるようになるとよいと思っていると語ったそうです。

[BBC via Boingboing]

Elaine Chow(原文/junjun)

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