世界の見方が永久に変わりそうな「Sixth Sense」テクノロジー(動画)

世界の見方が永久に変わりそうな「Sixth Sense」テクノロジー(動画) 1

これはちょっと一言では形容し難い世界ですね。

今年のTEDカンファレンスで話題になった「Sixth Sense」です。

周辺にあるモノの情報を、その表面に照射するシステム…と小さくまとめちゃえたら簡単なんですけど、このMITメディアラボのパティー・メーズ(Pattie Maes)女史率いるプロジェクトにはそれだけじゃないものがあります。

まだ見てない方は、以下の動画(3分10秒、出演はブレインのPranav Mistry君)で是非どうぞ。解説も続きます。

  

この「Sixth Sense(第六感)」は携帯電話とカメラをドッキングして作ったマイクロ(小型)プロジェクターです。これが自分とクラウド(Webに保存された全情報)を繋ぐコンピュータの役割りを果たします(普通のウェブカムとバッテリー駆動の3Mプロジェクタに鏡をつけて携帯に繋げ、ネットに接続してます。制作費たったの350ドル)。Sixth Senseは手のジェスチャーによる命令にも従い、まるで映画『マイノリティ・リポート』のよう。

でも、映画のトム・クルーズみたいに大型スクリーンの前に立たなくても良くて、Sixth Senseはどこでも携帯を取り出して魔法以上のことができます。ソファで狂ったようにピョンピョン飛び跳ねながらでもね。

カメラを振りかざすと、身の周りのもの(物体・自分の手・シリアルの箱・航空券・Tシャツなど)を瞬時に識別し、どんな面にでもWebの情報をオーバレイ表示。あとは指先を使って見たい情報にアクセスしたり、操作が可能です。

「電話かけなくっちゃ」 ―ああ、プロジェクター正面に手を伸ばすと番号が出てくるので、そっからクリックして、どうぞ。

「時計忘れた。いま何時?」 ―えーと、手首んとこに丸描いて下さい。時計が出てくるんで。はい。

「写真撮りたい」 ―指で撮りたいところに四角作ってフレームに囲い込んでください。あとはシステムがパシャッと撮ってくれます。撮った写真はあとで空中で両手使ってオーガナイズできますよ。

-これは単に目新しい応用の仕方ですけど、このSixth Senseの真の実力はリアル世界をインターネットと繋ぎ、現実世界そのものに情報を重ねて表示するところにあります。(セカイカメラと一緒ですね)

スーパーの棚で「どのブランドの洗剤にしようかな?」、「晩ご飯のワイン、どれにしようかな?」と悩んだら、目に留まった商品を手に取ってSixth Senseをかざすだけで良し悪しの評価、自分好みかどうか教えてくれます。

これが毎日の暮らしのあらゆるシーンで起こる。―例えば空港に向かうタクシーの中で搭乗・到着予定時刻が急に知りたくなったら、搭乗券をSixth Senseに見せてやるだけでリアルタイムのフライト情報がチケット上にボヨヨヨンと魔法のように出てくる。自分で動き回らなくても、かざすだけ。あとは全部やってくれるんです。

[TED]

Jesus Diaz(原文/訳:satomi)

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おっとっとっと。巨大な小惑星が地球にニアミスってたみたいです

UPDATE:「形容」に訂正しました、ご指摘ありがとうございます。