史上最も見た目がアホな軍事発明

史上最も見た目がアホな軍事発明 1

スチームパンクの合成じゃないですよ

1917年頃の軍隊パレードを撮った本物の写真です。史上最強と言って良い、まぬけな格好をしてますが…なんに使うんでしょうね?

  

実はこれ、爆撃音をキャッチする装置なんです。

当時はまだ誰もレーダーなんて知らなかったし、こうして耳をダンボにするぐらいしか敵機接近を探知する術はなかったんですね。効き目はたぶんその頃の飛行機と同じで、それほどでもなかったみたいです。

音を使って砲撃機の現在地を特定する「音響測量(sound ranging)」は第1次世界大戦当時に使われ始め、その後は第2次大戦中も使われ続けました。レーダーが出現してからも。

英米軍はどちらもマイクロフォン何台かを別々の場所に設置し、その掛け合わせで音源を特定する手法を採用していました。レーダー(大砲の砲弾の位置までは特定できなかった)登場後も近代軍事・民間用ナビゲーション技術最大の進化として、音による位置特定技術は朝鮮戦争、ベトナム戦争など20世紀を通して活躍しました。

最近はこの音響測定技術復活の動きさえあるんですよ。今は機材ももっと洗練されてるので、こんなヘンテコな風貌じゃないですけどね。

音声検出はレーダー操作を自動化するのに使われているんですが、それ独自でも使われています。英軍は2003年イラク戦争で新システム「Advanced Sound Ranging Project」を使って、最大50km離れた場所にある敵の砲弾まで検出しました。米海軍、ドイツ、ウクライナも同様の技術を利用中です。

[Image via Dark Roasted BlendSound ranging in Wikipedia]

Jesus Diaz(原文/訳:satomi)

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