米国防省、1マイル先の海賊も狙えるライフルEXACTOを開発中

米国防省、1マイル先の海賊も狙えるライフルEXACTOを開発中 1

今月ソマリア沖で海賊3人を米海軍特殊部隊SEALの狙撃手3人が見事撃ち落しましたが、あれって30ヤード(27m)の距離だったんですよね。

海賊もあんなヘマは二度としないだろうし、「今度攻撃してきたら人質は殺す」と報復誓ってたり、なんとも心配ですけど、これだけ海賊がはびこるのを見越してたんでしょうか。米国防総省が「EXACTO(EXtreme ACcuracy Tasked Ordinance)」という、もっと遠くの標的でも一分の狂いなく狙える、なにやらすごい50口径ライフルを準備中らしいですよ?

EXACTOは米国防総省が1年前から極秘に開発を進めてきたプロジェクトで、その中心課題は「悪天候でも精度を保ちながら、より長い射程のターゲットが狙える」ようにすること。

米Gizmodoは「自動誘導式の弾」なんて紹介してますけど、一体どんなライフルなんでしょうね? 説明文から専門用語を拾ってみましょう。

  

フィンスタビライズド・プロジェクタイル(弾丸)、スピンスタビライズド・プロジェクタイル、内部・外部の空中作動制御メソッド、発射誘導テクノロジー、タンパープルーフ(耐干渉)、小型の安定した電気供給、高度照準、光学レゾリューション、クラリティ・テクノロジー

DARPAが入札の際に出した要件は「横風や気圧といった環境の影響にも左右されず、静止中および移動中の標的を撃てる」もの。要するに、ひとたび発射したら、あとは空中飛びながら外部コントロールとか弾丸自体に備わった機能とかで気象状況に順応する弾ってことですね。

重量は、M107狙撃ライフル(1万1500ドル)に周辺装備も含めた総重量(20kg)より軽くなるそうです。DARPAは昨年11月、ロッキードマーティンとTeledyne Scientific & Imagingに開発を委託、技術的ハードルが克服できれば2015年には完成する可能性もあります。

現在、狙撃手が正確に狙える範囲はせいぜい約800mが限度。それを超えると非常に難しくなります。2000mも離れちゃうと、例えば小屋のサイドとかは狙えるかもしれませんけど、頭に一発命中とはなかなかいきません。

が、それもこのライフルで変わります。海賊取り押さえの武力行使も随分と様変わりしそうですね。

[Time] Wikipediaソマリア沖の海賊

Dan Nosowitz(原文/訳:satomi)

【関連記事】

オラクル、サンを買収

世界はあと何年もつ?

レイプ被告、携帯隠し撮りビデオで無罪立証(英)

アメリカから飛行機に乗ると、もれなく裸をチェックされる時代が来る!?

おっぱいがいっぱい(Why, Japan, Why?)