このご時勢、モーターボートも、エコな渋いハイブリッド仕様に(動画あり)

このご時勢、モーターボートも、エコな渋いハイブリッド仕様に(動画あり) 1

水上のプリウスって感じでしょうか…

いやはや、地球環境に優しいエコな乗り物ブームは、ついにモーターボートの世界にまでやって来ちゃったようですね。あと、最近のハイブリッドのキーワードとして、ただ単にエコなだけじゃなくって、かっこいいデザイン性も追求する流れがあると思うんですけど、このEpic Boatsが新たに発売したハイブリッドモーターボート「Epic 23e」も、タッチスクリーンのナビゲーションシステムを搭載し、水上で楽しめる最新エンターテインメントシステムを装備するなど、なかなかの気合いの入りようですよ。

それでは続きにて、Epic 23eを渋くアピールするCM動画と一緒に、そのエコな仕様の実態へと迫ってみるといたしましょう。

 

ウェイクボードに水上スキーと、ハイブリッドなエコ仕様のモーターボートになったからといって、決してパワーダウンしたわけじゃないってこともアピールされてますね。Epic 23eに搭載されたハイブリッドエンジンの中核を成す「Flux Propulsion EVO 8.1 Marine Drive System」は、通常のガソリンエンジンのみの運転時と比較して、使用燃料を50%カット&排出ガスを90%カットと、大幅な環境保護性能を発揮しつつ、375馬力のパワーを維持可能と発表されてますよ。

興味深いポイントとしては、実は、Epic 23eの発売へと乗り出したEpic Boatsをトップで率いる人物であるクリス・アンソニーさんは、知る人ぞ知る電気自動車開発の鬼だったんですね。まるでゲームキャラクターのようにキュートな、次世代デザインの3輪電気自動車「Aptera」の開発チームとして名を馳せたものの、すでに自動車業界では後発組となってしまっている状況を見て、それならば、水上での勝負には、いち早く打って出ることだ…との思いからか、今回のハイブリッドモーターボートの製品化までこぎつけた模様ですね。

リチウムイオン電池と水というと、なんとなくコンビネーション的にも、普通ならば躊躇してしまいそうな組み合わせですが、独自の開発技術により、水上を激しく駆け抜けるモーターボートでも、安心してハイブリッド運転ができるようになっているそうです。ちなみに、フル充電の状態からだと、連続4時間の運転が可能で、ガソリンモーターを駆動させれば、さらに長時間の移動もオッケーなんだとか。

残念ながら、お値段的には、15万ドルが定価となるEpic 23eは、まだまだ一般人には手の届かない水上ビークルですけど、でも、なかなか太っ腹のアンソニーさんは、将来的には思いっきり値下げできるように、今後の努力に期待してほしいと語ってくれてますよ。目標としては、3年以内に半額以下の7万ドルまで、販売価格を抑える目標が掲げられているようですね。

よ~し、プリウスやインサイトには乗り遅れちゃったけど、がんばって水上では、だれよりも早くハイブリッドモーターボートを乗り回してやるぞぉいと、夢と理想だけは大きく、新年度のスタートを切ってみたいと思います。

[AutoblogGreen via Engadget]

Wilson Rothman(原文/湯木進悟)

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