オタクと髭の歴史

オタクと髭の歴史 1

髭って昔からオタクの代名詞みたいなところもありましたが、いつの日からかオタ髭に加えて、モテ髭も登場したりしてますよね。だって、チョイモテになるべく髭をグレーに染めれるTOUCH OF GRAYなんてものが発売されたりしてるんですから…。髭の世界も奥深いものがありますよね。

ということで、髭好きな僕はオタ髭の歴史と今を覗いてみることにしました。

まずは、1978年から始めましょう。

 これは、Microsoftの初代スタッフ達の写真です。そのほとんどの人達がプログラマーですが、男性9人中7人が髭持ちですね。

オタクと髭の歴史 2

あ、写真の下心には才能ある女性プログラマーAndrea Lewisもいますねー。なんて懐かしがってしまいましたが、今は髭のお話に戻るとして、左下に写ってる幼いビル・ゲイツ君のツルツルお肌を見る限り、まだこの時点では、髭仲間に入れなかったんでしょうねぇ。

Snopes.comの説明によると、この写真は「僕たちに投資してください!」チェーンメールに添付されていたそうです。んー優秀な投資家なら、このオタクっぽさ全開の写真にビビっと来たのかなぁ。

ちなみに、Appleのオタクも口髭との関係をキッチリ築いていました。

オタクと髭の歴史 3

この口髭を生やしたSteve Jobsの写真が撮られた時代の事を、Andy Hertzfeldがfolklore.orgで語っていたのですが、この頃は上唇がモジャモジャな方が出世に有利だったと語っています。

たかが髭! されど髭ですよ! だって、BurrellはWozのために技術系の穴埋めをしていたのにもかかわらず、オフィシャルには技術がないってことで昇給してもらえなかったそうです。口髭を生やすまで…。

明らかに、才能や技術的手腕の問題ではありませんでした。彼が、他のハードウエアー技術者たちよりも、ハードウエアーについてはるかに才能があり熟達していました。どのぐらい一生懸命働いているか? っていう問題でもありませんでした。だってBurrelは、他の人達よりも一生懸命だったし生産的でしたから。最終的に、彼は他の技術者たちが共通して持っているけど、自分に無いものに気づいたんです。それは口髭だったんです。皆、立派で派手な口髭を生やしていたんです。更に分析すると、技術管理者になっている人は更に立派で大きな口髭を生やしている傾向があったんです。ちなみに、当時Engineering VPだったTom Whitneyは、誰よりも大きな口髭を生やしていました。

ということで、Burrellはすぐに口髭を生やし始めたんです。不精ひげから、ちゃんとした口髭に成長するまで、だいたい1ヶ月ぐらいかかりましたが、無事に立派な口髭を育てることに成功しました。すると、BurrellはすぐにTom Whitneyのオフィスに呼ばれ、一人前の技術者として「技術スタッフメンバー」に昇進しました。

偶然なのか? 本当に髭にパワーがあったのか? 本当のところは分からないですが、この企業が生まれた70年代後半は、髭が流行だったのは確かです。それじゃあ、ここ数10年はどうなんだろう?

オタクと髭の歴史 4

     

      

FlickrグループBeards of Pythonの現代のオタク君たちは、伝統を着実に受け継いでいるかんじです。このブログでは、沢山の最近の実例を挙げながら、髭もじゃのプログラマーによって開発された言語が、より高い成功を成し遂げているかを主張する投稿でいっぱいになっているようです。

オタクと髭の歴史 5

これは、別に髭が優秀で成功するオタクを生み出すってことの決定的な証拠ではありません。でも、なんか不思議な相互関係…。

髭で昇進とか、できるプログラマー風なオーラを作ってくれるとか、髭ってスゴイかも!? ですが、日常生活でのイメージを考えると、そうそう良いことばかりじゃありませんよね。ということで、見つけたんですDeviant artで。気持ち悪く見えない髭の生やし方を。しかも図入りのアドバイスですよ。

オタクと髭の歴史 6

これ、髭をそらないでタウンホールミーティングの会場に到着した僕の姿なんですけど、この時、大事なアップルのパーティーを台無しにしてるってJesus diazが情け容赦なくからかってきました。

オタクと髭の歴史 7

今って、こんなサイトもあるんですよ。10人の男性の写真が次々現れるんですけど、この人はプログラマーか? 連続殺人犯か? を当てるんです。これが、なかなか当てるの難しいんです。全ての人が髭面ってわけじゃないんですけど、自慢げに自転車のハンドル型のカイゼルひげをみせびらかしていたりすると、オタクっぽいから、プログラマーかな? って思っちゃうんですよね。

オタクと髭の歴史 8

ご存知の通り、僕は髭人間なので、そんな自分自身を振り返りながら、アマチュア心理学者風に分析してみました。実際のところ、髭にはいくつかの魅力があると思っています。10代の僕は貧弱で、普通のサイズの服を着るために沢山食べなきゃダメでした。ある時、恥ずかしい瞬間を生み出す才能にあふれる僕の母がショッピングモールの店員に、僕にフィットする「女性用のジーンズがないか?」聞いたんです…。そんな時、柔らかくて、ケルビムみたいな髭だったけど、「僕は男なんだ」って思わせてくれて僕の自尊心を救ってくれたんです。

そして今、アラサーになると髭の役割はぜんぜん違うものとなりました。それは…顔と首の脂肪を隠すための必需品となったのです。多分、髭は醜さをマシにしてくれてます。少なくとも隠してくれるんですよ。って、誤解しないでください。僕はオタクって素晴らしいと思っています。でも、残念ながら、髭を生やしたオタク・スーパーモデルが、それほどいないことも確かですよね。

手入れされていないボサボサの長い髭は、オタクがブログとか、デザインとか、プログラミングとか何かに夢中になっているから、髪を切ったり、髭をそったり、シャワーを浴びたりといった、没頭するものに関係無い事は全て犠牲にして取りつかれて何かを生み出しているっていうサインなのかもしれません。

ちなみに、アップルの従業員はSteve Jobsの衛生状態について文句を言ってたのですが、最終的に、誰か勇気ある人が、もっと頻繁にお風呂に入った方が良いよってJobsに伝えたなんていう話もあるそうですから。

オタクと髭の歴史 9

最後になりますが、髭を生やしてる人の理由は人それぞれ。結局のところ自分の事しか語れないので、最終的に僕は僕のセオリーにこだわるしかないんだけど、もしかしたら、僕は単にマリオみたいになりたいだけなのかも!?

Brian Lam(原文/junjun)

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