バチカンが欧州最大のソーラープラント建造、太陽(神)を拝む

バチカンが欧州最大のソーラープラント建造、太陽(神)を拝む 1

なぬ?  地球が太陽の周りを回ってるじゃと? 馬鹿も休み休みに言いなさい。そんなことより四旬節ぐらいハイテクの使用は慎むことじゃ。 あーあとあれじゃ、バチカン市国のソーラープラント(総工費5億ユーロ/638億円)作ってる作業員たちのことは気にせんで良い。

…とまあ、カトリック教会の総本山バチカンと言ったら天動説の昔から下界の変化についてくのがスローな印象ですけど、グリーン化の波には先陣切って乗っちゃってるようですね。さすが、ドイツ生まれのベネディクト16世。環境汚染は罪と説き、2007年には「世界初のカーボンニュートラル国家」となることを宣言しました。

昨年秋には教皇が毎週演説を行う大聖堂(6300人収容)に独ボンのソーラーワールド(Solarworld)社がソーラーパネル2400枚を寄贈(150万ドル=1億4800万円相当)。写真上はその第1陣のパネル設営時の写真です。下はAPの映像。

  

で、今度は近郊の村に740エーカー(3平方km)のソーラープラント建造計画ですから、すごいですよね。完成すれば100メガワット、4万世帯分の電力供給が確保できます。バチカン市国は面積0.5平方km、人口わずか900人。とても使い切れません。余剰分は輸出するようです。

ソーラーワールドは昨年11月、新規事業の総括をまかせてくれるなら今の防弾ガラス装備のベンツに代わる電気の教皇専用車を用意すると働きかけ、「コストを抑え、良い見本を示せるなら、使わない手はない」とバチカンも乗り気だったようです。いざ委託したら、ゴルフカートみたいな改造車が出てきたりして。

[Bloomberg抄訳) via Inhabitat]

Sean Fallon、Jack Loftus(原文1原文2/訳:satomi)

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