グーグルの奴隷? リックロール作曲家、1600円の安ギャラに怒る

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CD1枚買えない安ギャラ…。

2008年1年間でYouTube再生1億5400万回を記録したリック・アストリー往年のヒット「Never Gonna Give You Up」。

あんだけ流行ったら今ごろ関係者は南の島で左うちわ…と思いきや、イギリスの共同作曲者ピート・ウォータマン(Pete Waterman)さん(62)が受け取ったギャラはたったの11ポンド=16ドル=大体1600円。-「グーグルに絞り取られた! 」と氏はカンカンです。

「ネバゴナ…」はご存知、1987年発売シングルですが、釣りリンクであひるの画像に誘導する遊び(=ダックロール)にも飽きた英語掲示板4ちゃんユーザーたちが次に目をつけたのがリックのミュージックビデオで、この「リックロール」という嘘リンク誘導ゲームの爆発的ブームの波に乗り世界的二次ブームとなってます。そういや、YouTubeを運営するグーグルも去年のエイプリルフールはこれをネタに使ってましたよね。

最初はネットで笑いものにされムッとしてたアストリー(43)も、やっと状況を受け入れる気になったのか、昨秋はニューヨークの百貨店Macy'sのパレードで歌声を披露。ふって沸いたブーム復活を尻目にウォーターマン氏は年の瀬のクリスマスは椅子に深々と腰掛けながら「あの懐かしのリックローリングで今年はきっとウハウハじゃわい…」と思ってたそうです。

が、しかし。

 

「音楽出版社に電話したら『きっとご納得いただけるでしょう』と言ってたのに、いざローヤルティー支払明細を見てみたら、11ポンド

「再生1億5400万回で11ポンドなら、BBCのRadio Stoke(日本でいうNHKラジオ)で流れた『ネバゴナ…』のライセンス料の方がYouTubeよりまだ高い」

「ドバイの労働者より劣悪」

いやはや。純資産約1億ドルの富豪がドバイの労働者引き合いに出すなんて異常ですけど、氏の言い分にはもっともなところもありますよね。YouTubeは異様に利益人気が高いんだからコンテンツの作り手にもそれなりの報酬があってしかるべきじゃないの?

YouTube側は、アーティストへの公正な報酬実現を目指す団体「PRS for Music」と連携しながら対処してると釈明してますが、怒れるウォーターマンの耳には念仏のようでございます。

…おっと忘れちゃいけない…ここクリックで日本バブル絶頂期のサウンドにどっぷりと浸ってください!

[The Telegraph]関連:Cnet

Dan Nosowitz(原文/訳:satomi)

リック・アストリー・アルティメット・コレクション
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