機械に征服される世界
掲載日時:2009.05.29 11:00
時としてうまくいかない人と技術との関係を探るギズのウィーク企画『Machines Behaving Deadly』。
先日、家のワイヤレスのベースステーションの調子が悪くなって、リセットして再設定してんなんだかんだで2、3時間つぶれてしまいました。
つぶれたのは今回たった2、3時間でしたけど、もしかしたら私たち人間の世界そのものが機械につぶされてしまう日が来るのかもしれないですよ。
続きはジャンプ後で!
ここで言う機械とは全ての機械のことです。無害そうなやつも含めて全て。
日本では6月13日よりターミネーター4が公開になりますけど、人と機械の戦いをあなたはどんな風に見ていますか?
「いつかこんな日がくるのかな?」それとも「いやいや、これはフィクションだよ。」って思います?
こんな未来が起こるか起こらないか以外にもう1つ選択肢があります。
それは、「もうすでに始まっている」です。
戦争・軍事というフィールドではすでにロボットが導入されています。
人間の兵士がするように、ロボットも戦場で戦うことが可能なのです。sci-fi映画にでてくるような殺人ロボットが現実にも登場しうるということです。
そしていつの日か、ロボット達が人間からの指示を必要とせず行動し始めるかもしれないということです。
とは言ってもですよ、日々の生活の中でそんな危険を感じることはまずないですよね。戦場から遠く離れた場所で暮らす我々にはロボット兵器なんてピンとこないですもん。
では、何が「もうすでに始まっている」んでしょうか?
自分のまわりを見てください。
戦場ではないですけど、日常のなかで我々は機械と戦っていることがありませんか?
去年、GPSに示された通りに運転していた男性が湖につっこみました。先月はガンの群れにジェットがつっこんで制御不能になりました。
ハードドライブが予告もせず急に壊れて、今までの思い出や記録を一瞬で消してしまったり、緊急の電話をかけないといけない時に携帯がつながらなかったり。会社のプレゼンでパソコンあけたら内緒のポルノがでてきたり、運転中にメールしてて事故になったり、ノートPCのバッテリーで火傷をしたり...。
本当に小さなことから、怪我に発展するような事故まで、殺人マシンに比べたらなんてことないのかもしれないですけど、それでも我々は機械と戦い、そして多少なりとも傷つけられているのは事実です。
便利で頼れる機械。大好きなガジェット達。ゆえに、どんどん発展していくテクノロジー。
しかし、機械に頼れば頼るほど、我々は機械に力を与えているのです。そして、機械により力を与えるということは、我々自身は力を失っているとも言えるのです。
つまり、この力関係がいつの日か完全に逆転する可能性がある...と。
人間が作り出した機械を人間がいつでも、いつまでもコントロールできると考えるのは、都合がよすぎるのかもしれないですね。だって、自分のパソコンのOSがクラッシュするのすら止められないのに、プリンターの紙づまりすら止められないのに。
人間vs機械の全面戦争ではないかもしれません、でもすでに人間と機械との戦いは日常のいたるところで始まっているのではないでしょうか?
Brian Lam(原文/そうこ)
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戦っていますとも。
ファミコンの本体をテレビに投げつけたあの時から。