幹細胞培養のコンタクトレンズ装着1ヶ月弱→失明治る(動画あり)
掲載日時:2009.06.04 19:00
目が不自由な方、視力が極端に弱い方に朗報です!
目の見えない患者さん3人が幹細胞をコンタクトレンズに培養して装着したら、1ヶ月も経たないうちに視力が回復したそうですよ? ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の幹細胞研究者Nick Di Girolamo博士率いるPrince of Wales病院(POWH)研究チームが5月28日『Transplantation』ジャーナルに発表した研究報告です。
オーストラリア人の患者さんは3人とも片目が見えませんでした。そこでチームでは見える方(ほう)の目の角膜のサイドから1mm未満の幹細胞を抽出し、コンタクトレンズで10日間培養した上で、これを患者さんたちに与えたんですね。
するとどうでしょう。
コンタクトを使い始めて10日から14日で幹細胞が再コロニー形成を始め、角膜を治しちゃったのです! どれぐらい見えるようになったかというと...
チームメンバーのStephanie Watson医師の話では、患者3人のうち2人は法律上の失明認定だったのに今では視力検査表の大きな文字は複数見えるまでになったそうだ。3番目の患者は視力検査表の一番上の数列が見える程度だったのが、今や運転免許証の視力検査もパスできるほど視力が上がったという。「視力矯正が安定するかどうかはまだ予断を許さない」として、研究チームは舞い上がり過ぎないようにしているが、テストを受けた患者は3人とも(コンタクトをはずしてからも)過去18ヶ月間、回復した視力をずっとエンジョイしており、この事実は間違いなく希望が持てる。
...信じられません! これが本当なら、世の中をひっくり返す新治療法になりますね。
コンタクトに幹細胞を植え付けるという突飛なアイディアは、報告書を共同でまとめたMinas Coroneo医師の「角膜(目の正面)からとった幹細胞はコンタクトレンズにくっつく」という観察からヒントを得たものだとDi Girolamo博士は話してます。
「患者さんにとってもシンプルで簡単だし、高価な設備も不要で単に専門医とセル培養のラボさえあればできる」(Di Girolamo博士)と、チームは貧しい国々での実践応用にも意欲を示してますよ。
ああ、こういうの聞くとつくづく「僕らは未来に生きてるんだなぁ」と思いますね、ばんざい!
[UNSW via The Australian via GizMag]
Adam Frucci(原文/訳:satomi)
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コメント(12)
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今後の追試や研究結果が待たれるところですが、悪い噂しか(施術内容も医師の質、良識、施術後の経過も)聞かないレーシックはさよならってことでいいんですかね・・・。
本当に朗報だと思います。
実用化されるとすげぇな。
目が悪いと嫁のスッピンが
見えないという利点はあるが。
UNSWのソースによれば、健常な方の幹細胞を用いたのではなく、自身の目から採取した幹細胞のようです。
博士曰く、「幹細胞は、角膜表面に移植されると、結膜の表現型から角膜の表現型へと変化することができました。これが、幹細胞の特長なのです。」とも。
わざわざレシピエントを捜さなくてよいというところも、この技術のすばらしいところですね。
メガネ/コンタクトに頼れば見える、という人にも適用できるように、更なる発展を期待してしまいます。
どのような目の状態だと再生されるのかな?
普通の近眼と呼ばれるものにも応用されるの?
とりあえず今危険を冒してレーシックする必要はなくなるという事か?
本当ならノーベル賞ものじゃね?
むしろレーシックと併用すればいい
角膜を移植して培養
→埋め戻して角膜を分厚く
→レーシックで適度に形成
これ本当なら目の悪い奴(俺含む)から
神扱いされるぞ。いやマジで
すげぇなオイ・・・
研究者さん無くなった永久歯も生えてくるように頼むぜ!
幹細胞を歯磨き粉とかに混ぜるとかさ!
角膜と視力の関係についてのリクツが良く分からんな。
例えば白内障や角膜が損傷が原因となる失明ならば、角膜再生で視力が回復するのは分かる。
でも「近視が治る」というのはちょっと違うんじゃないかな?別に角膜が変形したり屈折率が変わったりする訳じゃないんだから。
こんどは人工的に幹細胞ができるといいな。(イギリスの人工血液みたいに)両目見えない人にとってはすごいいいだろうね^^
この記事を書いて、チャチャを入れている記者のコメントを読む限り、眼がいい人には希望半減かな
老眼に対しては効くのかな
角膜の表面を加工して削って、屈折率変えて、近くにしかピント合わなくなってしまった近視の人を治すっていうのがレーシックの理屈だから、上記の人が言ってるようにレーシックと併用すれば近視も治るかも。それどころか老眼にも応用きくような気がする。